
《この企画通したの誰だよwwwww》
昨今、大人にも人気のカプセルトイ。冒頭のようにSNSで反響を呼んでいるのが、新商品『闇バイト勧誘への道 ソフトボールチェーン』だ。
企画担当者に聞いた
商品紹介文には「企画担当者にきた実際の手口を忠実に再現しました」と記されており、SNSやネットで闇バイトに勧誘する文面が印刷されたもので、下記5種類のアイテムが発売されている。
・フォーマットのような闇バイトの手口
・旅しながら高額稼げそうな手口
・簡単なお仕事にみえる手口
・お仕事サイトから募集の手口
・口座盗みをぼやかしている手口

どうやってこの企画が生まれたのか、発売元『レインボー』の企画担当者を直撃した。
「闇バイトは今話題になっていて、認知度が高いものを商品化するというのが、われわれの業界のセオリーです。私や会社のスタッフにも闇バイトの勧誘が来ていて、それを笑い飛ばしたほうが面白いかなと思いました」(企画担当者、以下同)
担当者には、どのように闇バイトの勧誘があったのだろうか。
「ショートメールや私の個人の趣味のXのアカウントに、ダイレクトメッセージなどで来ました。闇バイトの投稿に“いいね”をしたことはありませんし、闇バイトとは一切関わりがありませんが、勧誘は複数あります」
SNSなどでは、
《ネタにしちゃダメだろ》
《面白がって企画する(商品化する)のは違う》
と、人が亡くなる社会問題に発展しているため反対の声もあるが、どのように受け止めているのだろうか。
「きれいごとを言う人は必ずいるので、その手のことは一切聞かないです。いろんな側面がある中で、ひとつだけをほじくり出す姿勢が、私はおかしいと思っています」
一方で、
《素晴らしい企画 大事なことは「マジメ」では伝わりきらない》
《啓蒙活動にはなりそう》
という肯定的な意見もある。
「厳かなことにつなげようとも考えていません」
「企画の意図がそもそも認知度の高いもの、世の中で騒がれているものです。これがカバンに付いてたら、え? ってなるじゃないですか。そこに対してでしか、あまり考えていません。『啓蒙活動になりそう』と言っていただけることはありがたいですが、そういう厳かなことにつなげようとも考えていません」

反響はあったと感じているのだろうか。
「現段階では卸のお客様に紹介しているだけで、当社からネットで発売を告知はしていません。設置する業者さんや専門店のバイヤーさんからは『面白いね』『取り扱いをしたい』と言っていただけることが多いです」
『闇バイト勧誘への道 ソフトボールチェーン』は1回300円で、7月に発売が予定されている。