
先日、ビデオリサーチが2025年度1月度のタレント人気度を発表。30代女性タレントでは新垣結衣が通算5回目の1位に輝いた。
タレントの人気度を測る『タレントイメージ調査』はビデオリサーチが年2回(1月、7月)実施しているもので、同社のホームページを見ると、《1,000人以上のタレント情報を検索・分析できるキャスティング・タレントマネジメントの基礎データベースです。タレントに関する様々な分析結果を最短翌営業日にご提供します》とある。
名だたる女優を抑えて
つまり、企業がCMなどを制作する上で、どんなタレントを起用すればいいのか、世間でどれくらい人気のあるタレントなのか、自社商品のイメージに合うタレントは誰か、など参考資料とするために行われる調査なのだ。
同ホームページに載っている調査の概要を見ると、調査時期は毎年1月と7月、調査地区は東京50km圏、調査対象者は男女12~69才、調査手法は回答専用タブレットによるインターネット調査、対象タレントは男性500人・女性500人となっている。
この調査では、綾瀬はるかが連続して1位を獲っていたときもあったが、新垣も上位に顔を出していて、人気の高さを物語っている。
しかし、新垣はこのところ仕事をセーブしているようで、ドラマや映画でその姿を見ることは少ない。昨年は『違国日記』と『きみの色』という映画2本に出演しただけ。しかも、『きみの色』はアニメ作品で、声のみの出演だった。ドラマに関しては、2023年に放送された『風間公親-教場0-』以来、出演はない。
30代の女優というと、石原さとみや長澤まさみ、吉高由里子、吉岡里帆など、目白押し。それこそ、朝ドラ『虎に翼』の好演が光った伊藤沙莉も30歳だ。露出の多い綾瀬が1位を獲得するのはまだしも、大々的な活動を控えている新垣がなぜ? と不思議がる人は多い。
“絶対炎上しない”
その答えはこの調査の仕組みにある、というのは広告代理店の社員。
「調査の結果、企業に提供されるのは、そのタレントの知名度やイメージ、ファンはどんな層が多いか、そのタレントと特徴が似ているタレントはほかにいるか、などの情報です。その調査が12歳から69歳までの男女を対象にされるわけです」
新垣に関して言うなら、知名度はもちろんのこと、好感度は最上位に位置する。つまりイメージは最良ということだが、ポイントはファン層にあった。
「彼女は現在、お茶やチョコレート、化粧品、シャンプー、料理の素、柔軟剤、そしてゲームソフトのCMに出演していますが、これまでもお酒やアパレル、電話会社、鉄道、自動車、保険など、あらゆるジャンルのCMに出演してきました。その結果、映画やテレビの出演がなくても、老若男女、幅広く認知されています」(同・広告代理店社員)

しかも、子どもから老人まで、新垣が嫌いだという人はいないという。
そして、新垣がこの調査で1位、あるいは常に上位に位置するわけは、企業がCMに出演するタレントに求める“絶対的な条件”を満たしているからだという。
「彼女は“スキャンダルを起こしそうもない”、つまり“絶対炎上しない”ということですね。クリーンなイメージが強く、ご主人の星野源さんも同様に好感度が高い。本人がクリーンでも、パートナーに悪いうわさが付きまとっている人もいて、交際相手のスキャンダルでCMを降りなければならないケースも多々ありますから」(キャスティング会社社員)
独身でも熱愛報道が出ると、ファンが過剰に反応してしまう場合もある。『イメージ調査』で通算19回1位を奪取し、最近も連覇していた綾瀬が新垣の後塵を拝してしまった理由は、そんなところにあるのかもしれない。
新垣の天下は、しばらく続きそうだ――。