
TBSで月曜から金曜日に放送されている『Nスタ』の3月31日放送回に、スーパー「アキダイ」の社長がコメンテーターとして出演し、ツッコミの声があがっている。
「社長の秋葉弘道さんは、数々のニュース番組で食品の値動きなどの情報を紹介している、おなじみの“タレント社長”です。『Nスタ』はメインキャスターのホラン千秋さんが降板し、リニューアルしたタイミングでのコメンテーター起用でした」(テレビ誌ライター、以下同)
「アキダイ」創業・秋葉社長にツッコミの声

秋葉社長には、
【秋葉弘道 23歳でスーパー「アキダイ」創業 青果のプロ 年間テレビ出演本数300本越え】という紹介テロップがつき、フジテレビ問題などにもコメント。「アキダイの社長」がXでトレンド入りした。
SNSでは
《アキダイ社長にフジ問題のことを聞く番組》
《アキダイの社長は中継だからいいのよ》
《流石に違うのでは……》
《野菜価格のニュースのために専門家として呼ばれたんだろうけど、他のニュースについてはコメントを求める必要が無かった気がする》
《アキダイの社長がトレンドにあったからとうとう出馬するんだと思った》
と戸惑いやツッコミの声が。
「情報番組ならば、専門家や、そのニュースに明るい人の意見を聞きたいという声は理解できます。野菜の値上がりについて秋葉さんに意見を求めるならば納得ですが、この日はフジテレビ問題や育児休業給付金など、他のニュースに関してもコメントを求められていました。秋葉さんはそつなくコメントしていましたが、なぜ秋葉さんに?という気持ちを抱く人もいたと思います」
「社長の人柄は認める」

ネット上では
《素晴らしい経営者であり人柄も良さそう。 だけど、専門分野での出演は良いと思うが、総合的なニュース番組のコメンテーターは少し違うと思う。》
《多分、人がいいというか、断われない性格の方なんでしょうけど、一線越えてしまったなあと思う》
といった、社長の人柄は認めるがコメンテーターではない、という声も。
「秋葉さんのテレビ出演は、お店の宣伝も兼ねているという考えでノーギャラだといいます。年間出演本数300回越えとなると相当な負担ではないでしょうか。本業のお店の経営もあるでしょうし、せっかく良いイメージのある社長なのに、ちょっとした発言でアンチを増やしかねない“ニュース番組のコメンテーター”を引き受けるのはリスキーだな、と個人的には思います」
絶大な宣伝効果と炎上リスク、そのバランスの見極めが必要そうだ。