
日本時間4月8日、4試合ぶりとなる4号ホームランを放った大谷翔平。チーム内で流行している“ポーズ”も披露した。
「ドジャースではチームの団結を高めるため、ヒットやホームランを打つと、同じポーズを取るのが定番です。昨年は両手を上げ、上体を傾けながら左足を上げる“キケポーズ”が祝福の動きとして話題になりました」(スポーツ紙記者、以下同)
『デコルテ』ポーズがチームに浸透

今年も同じポーズをしていたが、4月から新たな“儀式”が定着している。
「大谷選手はコーセーが販売するコスメブランド『デコルテ』のCMに出演中。その中で右手の親指と人差し指で商品のボトルを持ち、顔の前を左から右にウインクしながら動かすシーンがあります。これをマネしたポーズがチーム内で流行っているようで、出塁したときやホームランを打った後に選手たちがそのポーズをしています。大谷選手自身も“イジられて盛り上がるぶんには、いいんじゃないかな”という前向きなコメントをしていました」
大谷も4月3日のブレーブス戦でサヨナラホームランを放つと、チームメイトと一緒に“デコルテ”ポーズを披露。
「同僚のコンフォートによれば、打者のミーティングで対戦相手の投手の動画を見ていた際、大谷選手がホームランを打った映像の後に、この『デコルテ』CMに切り替わったことがきっかけだったようです。ドジャース公式Xにも大谷やベッツなどが“デコルテポーズ”をしている特集動画が投稿されて、アメリカのアパレルメーカー『RotoWear』は早くも、デコルテポーズのデザインのTシャツを制作し、販売しています」
日米で話題になっているこのポーズ。現地メディアでは、
《デコルテの人たちは喜んでいるに違いない。こんな宣伝はお金では買えない》
と報じたところもあった。
コーセーへの影響力

ドジャースが好調であればあるほど登場回数が増える“無料宣伝”。週刊女性PRIMEがコーセーにデコルテポーズの流行について問い合わせてみると、
「CMで採用させていただいたポーズが、ここまで話題になっていることに大変驚いております。チーム内のセレブレーションポーズとして使っていただき光栄に思っていると同時に、ドジャース・チーム内のムードづくりに少しでも貢献できているのであればうれしく感じます」
ドジャースナインがデコルテポーズを始めてから、商品の売り上げや注目度も上がっているようで……。
「4月6日の大谷選手キャンペーンの特設サイトのセッション数が、それ以前の平均と比較して約10倍に伸長するなど、想定した以上にCMやキャンペーンの話題が醸成されていると感じています。
また、4月6日におけるブランド公式ECの対象商品の売上が、それ以前の平均と比較して約1.7倍に伸びたほか、大谷選手を起用したポップアップショップの4月4日から6日における売上が、前週と比べて約1.5倍で伸長しております」(コーセー担当者)
やはり大谷の影響力は計り知れない。