鳥羽周作シェフ、広末涼子

 4月8日未明に報じられた「自称・広末涼子容疑者を逮捕」との衝撃ニュースから一夜明け、徐々に事件の全貌が明らかになりつつある。

 4月7日の午後6時50分ごろ、新東名高速道路上り線で大型トレーラーとの追悼事故を起こした「自称・広末涼子」は、搬送先の静岡県内の病院で看護師に蹴る、引っ掻くなどの暴行を加え、傷害罪の現行犯で逮捕された。

 免許証や身分証の不所持から特定できなかった身元だが、広末の個人事務所『R.H』公式HP上で逮捕の報告、関係各所への謝罪が発表されてようやく「本物の広末涼子」だったことが判明。

「暴力を振るった際は“パニック状態だった”との説明ですが、即逮捕に至ったことからよほど凶暴性を帯びていたのでしょう。事故を起こした直後にも、現場で本線に飛び出しそうになるなど不審な動きも見受けられたという広末。

 アルコールは検知されていないにも関わらず、警察の取り調べでも大声を出したりと会話が成り立たないことも踏まえ、薬物検査が実施される見込みです。芸能活動の自粛は当然と言えます」

広末の独立に合わせて“仕事復帰”

 ベテラン芸能リポーターも呆れるように、今回で約2年ぶりの「芸能活動自粛」となる広末。2023年6月に発覚した、人気レストラン『sio』オーナーシェフだった鳥羽周作氏とのW不倫騒動は記憶に新しい。

 騒動では、広末が認めた「きもちくしてくれてありがとう」とのラブレター文面も流出し、両者が地位と仕事、パートナーも失うなど、“火遊び”では済まない結末を迎えた。

 ところが世間からの猛バッシングを受け、お互いの関係に懲り懲りかと思いきや、“パートナー”を継続していた2人。2024年2月には、広末が長らく在籍した所属事務所から独立すると、鳥羽氏も示し合わせたように『sio株式会社』代表取締役に再就任。

『sioaoyama』で現場復帰している鳥羽周作シェフ(公式インスタグラムより)

 現在も縁は切れていなさそうだが、パートナーが起こした事故・事件について、鳥羽氏はSNSを含めて一切のコメントを出さずに“スルー”を決め込んでいるーー。

《オーナーシェフの鳥羽周作が現場復帰後初となるイベント開催です。》

 新東名での事故が起きた4月7日、鳥羽氏のインスタグラムに投稿されたのは、社長業に続いて、2024年12月に“現場復帰”していたレストラン「sio AOYAMA」でのイベント告知。

「4万5000円」の特別フルコース

  4月12日、13日の開催を間近に控えた、特別フルコースとペアリングドリンクを用意するイベントは、厨房復帰後のインスタで《復帰したからには結果で示していくんで期待してください》と、意気込みを綴っただけに絶対に成功させたいイベントだろう。

 しかもランチ、ディナーともに「4万5000円(税サ込)」と、強気の高額コースだ。
 
 「それが広末が起こした事件によって注目を集めるのは、シェフとして完全復帰を示したい鳥羽さんとしては不本意ですよ。自身がコメントをすることで余計な波風を立てないよう、イベント終了まで“関わりたくない”のが本音では?
 
 まあ、そもそも彼女の行動に振り回され続け、すでにパートナー関係を解消している可能性も捨て切れませんが」(前出・リポーター)
 
 レストラン公式HPをのぞく限り、まだまだ席は空いていそうだが、当日に来店するお客さんの目当ては鳥羽シェフの料理か、それとも?