
4月11日放送の『サン!シャイン』(フジテレビ系)で、元NHKアナウンサー武内陶子の無神経発言が物議を醸している。
元NHK女性アナの不謹慎すぎる失言
番組では10日午後6時ごろ、奈良市で起きた落雷事故を取り上げた。市内にある学校のグラウンドに雷が落ち、部活動をしていた中高生の男女6人が搬送。このうち男子中学生1人が心肺停止の状態であることが発表された。
「続けて番組では、 その日、奈良市に雷注意報が出ていたことや、 サッカー部の顧問が『落雷の5分ほど前から雨が降ったりやんだりしていた。急に雨が強くなってズドンと大きな雷が落ちたと説明している』という証言を紹介。さらにナレーションで『突然の雷。私たちはどのように落雷から身を守ればいいのでしょうか?』と、このあとの内容をスタジオに振りました。
スタジオにいたのがこの日、コメンテーターとして初登場した武内さんでした。谷原章介さんが『ケガをされたお子さんたちの容体が心配です』としながら、『武内さん、落雷は防ぎようがないですから、予報が出たら早めの避難、これしかないですかね』と尋ねました。
すると彼女は『このニュースを聞いたときに心臓が止まるかと思ったんですけど、みんな一生懸命、部活の練習をしてるから、いろんなことに気がつかないんじゃないかなと思って』と答えていたのです」(芸能ジャーナリスト)
心肺停止の被害者がいるという現状で、「心臓が止まるかと思った」という軽率な発言には多くの視聴者が気になったようで、
《落雷で心肺停止になっているニュースへのコメントが「これを聞いた時心臓が止まるかと思いました」って何なん?》
《不謹慎すぎる》
《心肺停止してるニュースで心臓止まるかと思ったは駄目》
と非難が相次いでしてしまった。芸能プロ関係者がこう語る。
「武内さんは2023年、32年間勤めたNHKを退職し、以後はサンミュージックプロダクションに所属してフリーアナウンサーとして活動しています。双子の女の子を育てる母親という立場から、その心の痛みを彼女なりに表現したかったのだと思いますが、ここでは少し不適切な言い回しだったのかもしれません。もう少し受け手のことを考えてほしかったというのが正直なところです」
心を寄せるつもりが、逆効果だったようだ。