
女優の剛力彩芽が、4月11日放送の『ぽかぽか』(フジテレビ系)に出演。テレビに出演している本人が“テレビを見ていない”と語り、視聴者に衝撃を与えた。
「そもそもテレビは頻繁に見ない」
この日、剛力はドラマ『ミッドナイト屋台〜ラ・ボンノォ〜』(同系)で共演する石田ひかりと出演。「“〇〇やめたら幸せに”スペシャル」ということで、やめて人生が楽になったことを語り合っていた。石田はそれまで娘の弁当作りのために早朝に起きていたが、彼女が大学生になり、作らずにすむようになったため、早起きをやめたと明かした。
「続けて剛力さんが、やめて幸せになったことを告白していました。まず最初にスタジオのモニターに大きく映し出された文字は、“テレビを置くのをやめた”、というものでした。これに共演者は一様にびっくりしていましたが、気になる経緯について剛力さんは、『テレビもそもそも頻繁に見てなかったので、テレビ台とテレビを置くのがもったいないなと思った』と吐露。
続けて、『テレビ台があるとテレビ以外にモノを置きたい、収納スぺ―スや引き出しにモノを入れたいになってしまう』とも語り、代わりに、天井に直付けするシーリングライトにプロジェクターが搭載された、照明一体型プロジェクターを購入。その分、部屋にスペースが生まれたと話していたのです。
アンジャッシュ児嶋一哉さんが『それでテレビを見てるの?』と念のため確認すると、彼女は『白い壁に映してテレビも見られるし配信とかも全部見られる』と答え、テレビを見る環境はかろうじて整っているようでした」(スポーツ紙記者)
このあとも、プロジェクターにまつわるトークが展開していたのだが、仮にもテレビ業界で長年活動してきた人間の発言にネット上は、
《テレビ出てる人間があんまテレビ番組みないってどうなの》
《テレビでメシ食ってんのに?》
《業界の人間がそんなこと言ってええんか?》
と疑問や苦言が相次いだ。「実際に若者の間でテレビ離れが進んでいると言われていますが……」と語るのは、民放キー局関係者。
「さまざまな調査で、若い年齢層ほどテレビよりスマホを見ていることがわかっています。32歳の剛力さんもその部類に入りますが、テレビ業界にとって、テレビに出ている芸能人が『テレビを見ない』という発言は忌み嫌われます。しかも今回はドラマの番宣で出ているわけですから、動画の配信もあるとはいえ、まずはテレビを見てもらわなくてはなりません。
剛力さんは2020年にオスカープロモーションを退社して個人で活動しているので比較的自由に発言できる立場とはいえ、テレビ業界で生きる以上、発言の影響力には自覚を持ってほしかったですね」
たったひと言が命取りになるのが芸能界。言い方を変えたり、“言わなくていいこと”は黙っておく賢さも必要なのかもしれない。