与沢翼氏

「今からとんでもないこと書きます。本当にごめんなさい」

 元「秒速で1億円稼ぐ男」の異名を持つ実業家・与沢翼(42)が18日、自身のXで覚せい剤の使用と妻へのDV・モラハラを衝撃告白した。ドバイを拠点に活動する与沢は、総フォロワー約100万人を持つインフルエンサーとしても知られている。

覚せい剤の使用理由

奥様との一枚(与沢翼氏のインスタグラムより)

 与沢は冒頭で謝罪し「バッシング間違いなく頂きます」と投稿。続けて妻や子どもが日本に帰国したこと、覚せい剤にどっぷりハマってしまったことを告白した。

 また、覚せい剤の使用については“理由”があったそうで、今はその理由がなくなり完全に辞めているというが、

《覚醒剤に手を出してハッピーエンドになった人間なんて今まで1人も見た事ない》

《覚醒剤なめるなよ。これからもっと欲するぞ》

《まあタイにいる限り無理だろうね。奥さんの選択は正しい》

 と“覚せい剤断ち”部分に辛辣な意見が飛び交っている。

「職業的成功者は自己コントロール感が強く『自分だけは大丈夫』と思いがちだが、覚せい剤は脳の報酬系を直接刺激するため、意志の強さだけでは断ち切れない。再使用を防ぐには環境調整と専門的治療が不可欠だと思います」(メディアライター)

覚せい剤の高い再犯率

 芸能界では過去に槇原敬之(55)が1999年8月、2020年2月に覚醒剤所持で逮捕され、田代まさし(68)も複数回の薬物所持で服役歴がある。特に田代の場合、2001年の初犯以降、4度の逮捕歴があり覚せい剤依存の深刻さを物語っている。

 厚生労働省が公開している情報によると、覚せい剤の再犯者率は年々上昇し、令和2年は68.6%で過去最多となり、令和4年には67.7%と依然として高水準の状態が継続しているという。

 与沢は「完全に辞めることができています。連日吸っていたところ、全く興味もない状態です」とは言っているものの、

《覚醒剤の再犯率が70%くらいなので実質はもっと高い》
《再出発に向けて、まず最初にやろうとしていることはあります?》
《もうやりたいと思わない、とSNSに書くことで抑止力になる、は矛盾してないかな》

 疑念と心配の声で溢れているが、今後、与沢氏がどのような社会復帰の道を歩むのか。彼の告白が、同様の問題を抱える人々への警鐘となり、再犯防止の一助となることを願う─。

与沢翼が衝撃告白した投稿(本人Xより)
与沢翼が衝撃告白した投稿(本人Xより)