
満を持して4月13日から始まった大阪・関西万博。万博を運営する「日本国際博覧会協会」によると、開幕初日は、11万9000人がチケットで来場し、入場にはなんと2時間待ちの人も出た。
「はやく大阪万博いきたい」
入場者数が多ければ、グッズも売れる。中でも人気を博しているのは公式キャラクターのミャクミャクグッズだ。
サンリオとのコラボも実現し、クロミ、マイメロディ、ハンギョドン、ポムポムプリン、ハローキティ、シナモロールといった6種類のサンリオキャラたちがミャクミャクになりきったぬいぐるみが登場。
チェーンがついており、バッグなどに付けられる『なりきりぬいぐるみBC』は各3520円。BCより大きいサイズで、部屋に飾る『なりきりぬいぐるみM』は各5280円だ。

《サンリオとミャクミャクが可愛すぎて、はやく大阪万博いきたい》
《ミャクミャクがこんな可愛く》
《天下のサンリオキャラクターすらも食ってしまうミャクミャク色んな意味ですごい》
など、SNS上でもかわいいと評判。
初日に即完売したのは、大阪・関西万博会場内限定で発売されている『EXPO2025 ミャクミャク 【たまごっち】 Original Tamagotchi』(5500円)。フリマサイト『メルカリ』では多くの万博限定たまごっちが転売されている。
「ミャクミャクがインパクトのある見た目なだけに、コラボ商品も特徴があります。万博に行った記念のお土産に欲しいという来場者は多いでしょう」(全国紙記者)
手頃な価格で購入できるのが、ミャクミャクの“食べ物”。
《関西万博は恐ろしいとこだよ…。ミャクミャク様を割いて袋詰めして売ってるんだからさ》
グッズの可愛さでイベントの注目度もアップ
というコメントと赤と青のさきいかである『ミャクミャクさきいか』(756円)の写真を載せたXの投稿は、1000万回超えの表示と大バズリ。

味は赤が紅しょうが味、青がほんのりラムネ味になっている。これについてSNSでは、
《いのちが輝いたあとのもの…》
《これでようやくミャクミャク様とひとつになれる》
と反響があった。
ほかにも万博会場では赤、青、白の金平糖が入った『EXPO2025 ミャクミャクの金平糖』(810円)が販売され、ミャクミャクデザインの『EXPO2025 マジックふりかけ』は、おかか、わさび、すき焼き、カレー、味噌の5種類(各825円)。
会場に行かなくても買える食品も。
万博公式ライセンス商品で「みどり製菓」の細工ゼリー『ミャクミャクゼリー缶』(1080円)はプリントされたミャクミャクゼリーが入っており、オンラインストアや大阪の土産物店、一部書店などで販売している。
「山崎製パン」では万博公式ライセンス商品で大阪ご当地の『ミャクミャクドーナツ』(価格は販売店による)を販売。いちご風味のシュガーコーティングがされたドーナツに、ホワイトクランチをトッピングしたピンク色のドーナツだ。ご当地と、周辺の地域で販売しているという。
「前からミャクミャクの細胞である赤い部分はポンデリングに似ていると言われてきたので、ミスタードーナツとのコラボも見たいですね」(前出・全国紙記者)
ビジュアルが不気味、キモイと散々な評判だったミャクミャクだが、徐々に変わり始め「一周まわってかわいい」と感じている人が多いようだ。
《第一印象は気色悪いだったけど最近「唯一無二の存在感を持つ稀有なキャラクター」と思い始めている》
《色々言われている万博ですが、ミャクミャクさんキモ可愛くてすきです》
《今ではなんだかかわいいなぁとグッズ買っちゃいました》
万博は10月13日まで開催される。“キモかわいい”ミャクミャクグッズと共に楽しむのもありかもしれない。