三谷幸喜(左)と田中圭

 4月26日、報道番組『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)が放送。その中で、メインMCの三谷幸喜氏の発言が話題に上がっている。

「自ら辞退して」と俳優に呼びかけていた三谷幸喜

 三谷氏は番組終盤に突然、「キャスター、あれ毎週見てるんですよ、面白いですよ」と、日曜劇場『キャスター』を欠かさず見ていることを明かした。さらに、「阿部さんに似てる?」と隣にいたメインMCの安住紳一郎アナウンサーに話題を振ると、安住アナは同ドラマの主演・阿部寛のモノマネをしながら、「阿部寛です、キャスター見てください、日曜劇場です」とスタジオの笑いを誘い締め括ったのだ。

 脈略のない突然の『キャスター』の話題。その展開に視聴者は反応した。Xでは、その意図を推測する声が上がっている。

《三谷幸喜、永野芽郁にふれられないからドラマ、キャスターの話題ふったか?》
《最後にいきなり三谷幸喜さん『キャスター見てます』とか言い出し安住紳一郎さん阿部寛さんのモノマネ始めたw キャスターには色々あった永野芽郁出てますからね!》
《ギリギリを責める、まさに三谷幸喜劇場だった》


 4月23日に『週刊文春』によって“二股不倫”が明らかになった女優の永野芽郁。各報道番組がその話題に触れない中、彼女が出演するドラマの話題をあえて出したのではないか、という声が上がったのだ。

 実は、そうした考察が繰り広げられる背景には、三谷氏が作品を作る上での俳優陣のキャスティングについて厳しく発言していた過去が影響しているのではないか、とテレビ局関係者は指摘する。

「2022年、俳優の小栗旬さんが主演を務めたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を手掛けることになった三谷さん。同作品の発表記者会見では、俳優陣の不祥事が原因による降板が相次いでいた大河ドラマを念頭に、『自分が“やばいかも”、“スネに傷持ってるかな”と思う方は断ってください、と切に願っております』と発言。

 これから作品のオファーを受ける俳優陣へ苦言を呈したんです。脚本を手掛けて作品を作り上げる立場として異例とも言える呼びかけは反響を呼びました

 当時、ピエール瀧や沢尻エリカなどが違法薬物所持等の容疑による逮捕で降板していたのだが、今回もその想いが脳裏をよぎったのだろうか。実は、三谷氏はこれから配信予定である作品で、“二股不倫”で永野と不倫をしたとされる俳優・田中圭をすでにキャスティングしていると前出・テレビ局関係者は続ける。

「6月からWOWOWで放送・配信が決定されているドラマ『おい、太宰』の主演を田中さんが務めるのです。三谷作品では初主演となり、6年ぶりに三谷組に参加するようですが、そのきっかけは、本シリーズの大ファンだった田中さんからの熱いラブコールだったといいます。

 自ら手を挙げて主演に抜擢されていながら、配信を前に裏切るようなスキャンダル。あまりにも身勝手な行動には、三谷さんの心境も察してしまいます。番組でなにも言わずにはいられなかったのかもしれませんね」

 “やばいかも”と思うことすら忘れるほど、不倫に没頭してしまったのか。今後の作品の動向も気になるところだ。