ドランクドラゴンの塚地武雅が扮する人気キャラ、イカ大王がなんとCDデビュー! しかもNHKの『MUSIC JAPAN』に出演すると聞き、現場で直撃してきました!! ステージから降りてきたイカ大王……、キツそうに肩で息をしていますけど?
「ハアハア……、もともとこれは踊るとか、外に出る仕様の着ぐるみじゃないんですよ。通気性なんてまったくないし。1曲、歌って踊るのは本当にキツいんです。これでもダンス仕様にイカの手が少し短くなり、外の音も聴き取れるように(目玉に小さな穴を開け)マイナーチェンジしていますけど」
いきなりイカ大王の身体のヒミツを暴露ですか!? そもそもですけど、イカ大王って何者なんですか?
「その質問には、返す言葉がないんですよ……。深海のドンだ! と言っても“じゃあ生物なんですね”と返されると、こちらも詰まってしまって。人でもないしイカでもない。僕も何なんだろうな、という感じです(笑い)。ただ、最初のコントのとき“テレビに出て有名になりたい”というセリフがあったので、そういうヤツなんだと思っていてください」
もう十分有名だし、CDデビューまでしたじゃないですか!
「いやぁ、まさかこんなことになるとは、キャラクターができた2年半くらい前は思いもしなかったですよ。最近は子どもたちからのファンレターも届くんです。イカ大王あてに“体操、お母さんと一緒に覚えました”とか似顔絵入りで来たりするんです。こんなこと、初めてですよ。うれしいし、感動しますよね」
これまで紅白歌合戦にも姿を見せていましたけど、今年は歌手として出場狙いですか!?
「本当にねぇ……(遠い目)。『LIFE!』から紅白で映り込むという使命を背負って昨年、一昨年とあの場にいましたけど、初年度なんてひどい扱い受けていましたからね(笑い)。うろちょろするたびに“ダメダメダメ!!”って虐げられて。今年はCDも出していますし、何より僕は朝ドラ(『まれ』)にも出演させていただいたんですから(笑い)。せめて邪魔扱いされない立場で出たいなと思っています!」