9年前の9月22日、実力者ばかりのオーディションに見事勝ち抜き、新ボーカルとしてEXILEのメンバーになったTAKAHIRO。
その彼が、活動10年目に突入する9月23日に、初のソロアルバム『the VISIONALUX（ザ・ヴィジョナリュクス）』を発売した。
“VISIONALUX”とは、Vison（視界や景色）、Visionary（夢・想い）、Lux（光）、Luxe（華美）、X（10年目の新たな歩み）という意味を持つ造語。
3枚のCDと、3枚のDVD。そして、3冊の写真集という構成で、総重量約3キロを超える完全初回生産限定の豪華盤（16000円※税抜き）は、EXILEとしてはもちろん、ソロにビッグコラボバンド・ACE OF SPADESでの活動、俳優業と、多方面で輝く才能を見せる彼の9年の活動をギュッと凝縮させた作品集となった。
「HIROさんから“TAKAHIROって、表現者としてたくさんの顔を持っているから、10年目に突入するタイミングでいったん集大成になる作品集を出したらどうかな”というアイデアをいただいたんです。
内容がてんこ盛りなだけに“自分大好きじゃん!!”と思われてしまうと歯がゆいんですが（笑い）。決して、自分大好きだから制作したのではなく（笑い）、これまでのEXILE TAKAHIROを存分に楽しんでいただきつつ、思い出に浸っていただきつつ、さらにファンのみなさんと一緒にまた新しいEXILE TAKAHIROの歴史を刻んでいけたらうれしいです」
この作品とともに、新たな一歩を踏み出すTAKAHIRO。
その彼に、30歳をどう過ごしていきたいと思っているかを聞くと、
「男は、30歳からだと諸先輩方から聞いているので、自分が本当にそう思えて、それを後輩たちに伝えていけるような実りのある30代にしていきたいなと思いますね。人間の基盤として“低姿勢で礼儀正しく、丁寧に謙虚に最善を尽くす”というところは全員がもっていないといけないことだと思うんですが、さらに、一瞬一瞬、訪れる機会を逃すことなくチャンスに変えられるよう気を抜かずに、胸を張って真正面から立ち向かっていきたいと思います。
たまに疲れてしまうこともあるけれど、それをも一瞬で吹き飛ばせるようになるくらい、心身ともに鍛えていきたい。もっと泥くさく汗だくになって、夢を追いかけていける人でありたいですね。Love Dream Happinessをお届けするうえで、自分らしい夢の追いかけ方をしていけたら……」
Photo:Shiro Katagiri（TROLLEY）、Taro Mizutani（bNm）、
Shunya Arai（YARD）