4月17日に発売された本『嵐、ブレイク前夜』(主婦と生活社)。発売前からAmazonのベストセラー本ランキングで1位を獲得するなど、大きな話題となっている。
そんな同書で、松本潤が“遊び”っぷりについて綴られている。
10代のうちから西麻布のシャレた店に通っていた松本。そこは当時、芸能人が集まる会員制クラブのような隠れ家スポット。有名な俳優やアーティストなど、豪華な面々が常連だったという。
《芸能人以外の客も、オトナの遊びに通じた、一筋縄ではいかないような年上の人ばかり。しかし、松本は臆することなく、麻雀などに興じていたものだ。そしてときには、仕事の後などに同行スタッフを、「今日、メンツ足らないから行かない?」と、誘うことも。こんな10代、それもアイドルなんて、なかなかいない》(『嵐、ブレイク前夜』より。以下《 》内は同書より引用)
いわゆる“チャラ男”だったわけではなく、義理堅い一面も。
仕事終わりに西麻布の焼き肉店で、スタッフたちと食事をした際、次の予定があるスタッフが、ひと足先に全員分の会計をすませて店を出たのだが……。翌日の昼、松本はそのスタッフに電話をかけた。
《昨日、ありがとうね、焼き肉ご馳走してくれて。本当は俺が払おうと思ったんだけど、先に払って帰っちゃったって、あとで聞いたから。今度は、俺が出すからね》
そのスタッフは大感激したという。
《そんなことで電話くれるメンバーなんてほかにいないし(略)男気を感じました》
そんな彼は、嵐で最も“美意識”が高い男。普段から、身体によさそうなことはなんでも試していたようだ。あるときは、謎の“白い粉”にハマったこともあった。
「収録前に、水に白い粉を入れて飲んでいたんですよ。“何それ?”と聞くと“これ、身体にいいんだよね”ってドヤ顔で言うんです。“だから何なの?”って聞くと“酸素だよ”。本人いわく、キレイな酸素の粉を水に入れて飲んでいたらしいんですけど、周りも“?”マークで。“吸っている酸素と、この酸素どこが違うの?”って聞くと“いや~。なんか違うらしいんだよね”って、たぶん本人もよくわかってなくて飲んでいたんだと思います(笑い)」(別の側近スタッフ)
肌が弱くて、荒れがちな体質に悩んでいた本人にしてみれば、大マジメな努力。美容グッズも数多く持っていて、そのひとつが“フェイスローラー”。
「顔にコロコロ当てて使うやつです。彼が始めた影響で、ほかの4人も買っていました。楽屋でもみんなコロコロやっていましたね。気休めだとは思うんですが、松本クンはいちばん真剣で、誰かに呼ばれたときも、“ちょっと待って。今これやっているんだから”なんて夢中でした」(別の側近スタッフ)