今年で芸能生活35周年を迎える近藤真彦。記念イヤーということで、年明けから“マッチフィーバー”が止まらない。しかし、その異様な“プッシュ”には批判の声もチラホラと……。
「毎年恒例となっている年明けのカウントダウンコンサートは、実質的にマッチによるジャック状態でした。若いジャニーズファンには反感を買っていたようですね」(芸能レポーター))
7月だけでも『おしゃれイズム』(日テレ系)、『直撃LIVE グッディ!』、『水曜歌謡祭』(共にフジ系)、さらに事務所の後輩である関ジャニ∞の冠番組『関ジャム 完全燃SHOW』(テレ朝系)などにもゲスト出演を果たした。
「大先輩であるマッチさんがゲストということで、初回放送以来の関ジャニ∞全メンバーが出演という態勢でした。ライブコーナーではマッチの代表曲『愚か者』『ギンギラギンにさりげなく』などのスペシャルメドレーで記念イヤーを盛り上げようというのが強く伝わってきましたね」(テレビ局関係者)
歌番組だけではなく、バラエティーや、ワイドショーなどの情報番組にも出るあたり、事務所サイドの猛プッシュ具合が垣間見える。
「ジャニーズ事務所はマッチさんを盛り上げようとテレビ各局に対し、出演攻勢をかけていたようです。情報番組の合間で何分かのインタビュー映像を差し込むのもそんなに簡単ではないので、頭を悩ます制作陣もいたんだとか」(前出・テレビ局関係者)
しかし、このウラにはジャニーズの功労者を盛り上げたいという思惑がにじみ出ている、と芸能プロ関係者は語る。
「今年の紅白歌合戦にどうしても近藤を出場させたいそうなんです。紅白には計9回出ていますが、’96 年以降は出ていません。35周年の節目で事務所一丸となって大プロモーションをかけています」
紅白には毎年、人気ジャニーズが出場中だが、昨年は過去最多の6組だった。
「紅白には“ジャニーズ枠”と呼ばれる暗黙の了解が存在し、昨年の6枠は毎年出ているSMAPとTOKIOに加え、5年連続の司会を務めた嵐、若手のSexy ZoneとジャニーズJr.、昨年は関ジャニ∞が3度目、そしてデビュー20周年のV6が初出場しました。ひとつの事務所から6枠は特例で、さすがにこれ以上は増やせないでしょう」(前出・テレビ局関係者)
ならば、今をときめく人気グループの中に、近藤真彦が食い込める可能性はあるのか?
「7月19日のバースデーに発売されたセルフカバーアルバムは初週6000枚の売り上げで、人気ジャニーズと比べると見劣りしますが、それでも今年は特別。事務所としては、それこそSMAPや嵐をはずしてもマッチを出場させたいと思っているようです」(前出・芸能プロ関係者)
本人も紅白に出る気マンマン。
「35周年記念の全国ツアーが始まっていますが、初日の仙台公演には、同日に発売したアルバムの全作詞を担当した作家の伊集院静さんも来ていましたよ。そこで近藤さんは、紅白に関する質問を投げられると“ギンギラギンを歌ってみたいな。トリで行くよ!”と、ヤル気がみなぎっていましたね」(スポーツ紙記者)