公開から1か月、興行収入約40億円に達した、木村拓哉主演映画『HERO』。8月8日には大阪、名古屋での舞台挨拶にも出席しては“座長”の責任を果たしてきた。
映画公開前からいそしんできたプロモーション活動も、ここにきてようやく落ち着き、長らく続いたプレッシャーから解放されたようだ。
「8月中旬に千葉県の九十九里浜に向かったみたいですね。もちろん工藤静香さんと夏休み中の娘さんたちも一緒でしょう。九十九里は有数のサーフスポットで、キムタクの“ホームグラウンド”。地元ではしょっちゅう彼がサーフィンに来るものだから、近くに別荘があると思われているほど」(写真誌カメラマン)
別荘があるかどうかは定かではないが、彼がこの海でサーフィンをすることは何度も報じられている。つかの間の趣味を楽しんだことと思いきや、今年はどうやら事情が違ったようで。
「サメが千葉の海でも目撃され、九十九里では9つの海水浴場が遊泳禁止になっています。前日には銚子で目撃されたこともあり、南下したのかもしれません」(地方紙記者)
今年はとくに各地でサメの出没が相次いでいる。8月に入ると、茨城県鉾田市や鹿嶋市の海岸でメジロザメなどが目撃された。静岡県静岡市ではシュモクザメの目撃情報が上がり、死骸が打ち上げられている。
神奈川県茅ケ崎市のサザンビーチでは、シュモクザメ30匹以上が実際に確認された。いずれも遊泳禁止の措置がとられている。
「とくに九十九里の海はサーファーが多いだけに、“沖合でサメを、背びれを見た”との情報が相次ぎ、すでに遊泳禁止になっている海水浴場以外でも、入水制限が行われているそうです」(前出・地方紙記者)
木村一家もよく訪れるというビーチを管理する観光協会に話を聞いた。
「サメの目撃情報があったため、8月12日の午後3時に遊泳禁止としました。現在は台風で禁止(8月19日時点)としていますが、以後はサメに関する措置はしておりません。ヘリや航空機による報告では、海上にサメは確認されていませんが、現在も監視強化に努めています」
どうやら念のための入水制限だったようだ。それでもニュースを見て不安になった観光客からのサメに関する問い合わせが続いているという。
「キムタクも家族を連れている身としては、もしものことを考えて海自体には入っていないのかも。今後、鹿児島や沖縄でのサーフィン旅行も検討しているとか」(前出・写真誌カメラマン)