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 9月11日に元TBS社員Aさんとの結婚を発表した、TOKIOの国分太一。

「(お嫁さんは)しっかりした方ですよ。もう何度も会ってはいますね。(お孫さんのお顔も?)ふふふ、こればっかりはね~(笑い)。いや、性別までは考えていませんよ」

 記者の問いに笑顔で対応したのは、国分の実父。息子の結婚、そして孫に話が及ぶと思わず顔がほころんだ。

 かつて13歳でジャニーズ事務所入りした国分は高校進学をめぐって父と対立。一時は絶縁状態にあったというが、現在は年に1度は実家に帰るなど、親子関係は良好のようだ。

 もしかしたら帰省の際にAさんを紹介していたのかもしれない。「結婚式の話はまだ聞いていない」という国分父だが、晴れ姿を楽しみにしていることだろう。

 しかし、おめでたいニュースに喜んでばかりもいられない。彼の結婚はジャニーズの“掟”を破綻させてしまったのだ。

「これまで“結婚はグループで1人”と言われた、暗黙の“掟”です。『TOKIO』メンバーでは、山口達也がすでに結婚していますからね。加えてジャニーさんの“容認”発言が飛び出しました」(スポーツ紙記者)

 国分の結婚を受けたジャニー喜多川社長は記者団に、祝福の意を述べながら、こう発言。

「遠慮なく適齢期になったら結婚すべき。将来、子どもも必要だし、人として当然のことです」 “適齢期”ならアイドルと言えど結婚OK! と、まさかの宣言。そして当の国分もジャニーさんに応えるように、“1グループ1人の掟”を「都市伝説に近い」と言ってのけたのだ。

 厚生労働省の統計によると、’14年の男性初婚平均年齢は31.1歳。これがジャニーさんの言う“適齢期”なのかは定かではないが、ジャニーズの人気タレントは30代も多い。

「いまだ既婚者ゼロの『嵐』では、長らくウワサされる松本潤と井上真央が先陣かも。井上はNHK大河の大役を終えて、年内駆け込み婚もありえます」(芸能レポーター)

 浜崎あゆみに相武紗季と、どちらともゴールインできなかった長瀬智也。現在はバイオリニストの彼女が。

「男らしい長瀬クンは、すでに彼女の実家にもキッチリ面通しをしているよう。もともと結婚願望が強く、それでも“掟”もあって踏み切れなかったとも。今ならグループ3人目もあるでしょう」(前出・芸能レポーター)

 すでに井ノ原快彦が結婚している『V6』にも“危機”が。宮崎あおいとの交際が明らかになった岡田准一の、年内結婚もささやかれている。

「“略奪”とも言われているだけに、すぐにでもケジメをつけてイメージアップをしたい。本人たちも燃え上がっていることでしょう。同じくV6では、森田剛がセクシー女優の美雪ありす、長野博が白石美帆とそれぞれ交際中。互いにとうに“適齢期”超えです」(ワイドショースタッフ)

 押さえつけられていた反動もあってか、国分を引き金に、ファンにとっては恐々のジャニーズ“雪崩”婚が続きかねないという状況のようだ。一方で朗報か、そんな心配はナシという声も。

「あくまでもジャニーさんという人はエンターテイナー、興行面でのプロデューサーです。タレントの商品価値、ビジネス面を管理しているのは、姉のメリー喜多川副社長だと言われています。たとえジャニーさんが“ユー、しちゃいなよ”と言っても、実際には彼女の“審査”にパスしなければならないでしょう。結婚ラッシュとはいきませんね」(芸能プロ関係者)