9月末の平日、朝8時ごろ、群馬県のとあるスーパーマーケットに“侍”の格好をしたイケメンがいた。関ジャニ∞の錦戸亮だ。
この日は、10月23日からスタートするテレビ朝日系の深夜ドラマ『サムライせんせい』のロケが行われていた。噂が広まったのか、錦戸の姿を見ようと地元のファンが20人ほど集まっていた。
休憩中はロケ車の陰にコソコソ隠れていた錦戸。もちろん、手を振って笑顔を見せるなどのファンサービスはない。それもそのはず、錦戸の姿を確認できたファンからは黄色い声が飛ぶのかと思いきや、
「ちょんまげだー!」
との笑い声が。スーパーマーケットの片隅に、江戸時代の白装束でちょんまげ姿というギャップがおもしろかったのかも。
「このドラマは漫画が原作となっており、幕末の土佐藩から150年後の現代にタイムスリップした主人公の武市半平太を錦戸クンが演じています。彼が現代の学習塾の先生となり、さまざまな問題を武士にしかできない方法で解決していくという物語。錦戸クンが江戸時代からタイムスリップした武士役を演じるのは、5年前の映画『ちょんまげぷりん』以来、2度目です」(テレビ局関係者)
本ドラマの出演者には、坂本龍馬役に神木隆之介。ジャニーズ事務所に所属する錦戸の後輩・藤井流星は現代のチャラ男として出演。比嘉愛未は村役場の職員役で、ヒロインに抜擢された。
ドラマロケ当日は、午前中に冒頭のようにスーパーマーケットで撮影。
休憩を挟み、午後からは同じく群馬県のとある公園に移動して撮影再開。ここでの撮影は、錦戸が追い詰められるというシーン。
「ちょんまげ頭の錦戸クンが、警察官役に捕まえられそうな瞬間を振り切って、走って逃げるという場面でした。そのとき比嘉さん演じる女性職員の隣にいたスーパーの店長役とぶつかって転ばせてしまいます。でも、錦戸侍は気にすることなく袴の裾を持ち、無我夢中で公園の丘を走り抜けるんです」(ファンのひとり)
この日は、5回のリハーサルをしてから本番シーンに挑んでいたようだ。