『週刊女性PRIME』の年末年始特別企画で、嵐のメンバーがこれまでに出演したドラマの中で、一番好きなドラマと嫌いな(あえて1つ選ぶなら)ドラマをアンケート調査! 5人合わせて2075票が集まった。
第3回は櫻井翔が出演する好きなドラマ・嫌いなドラマについて。
■好きなドラマ1位は『家族ゲーム』
好きなドラマ1位は、有効票238票のうち67票(約28%)を獲得した『家族ゲーム』(2013年4〜6月、フジテレビ系)。共演は神木隆之介、忽那汐里、鈴木保奈美ほか。平均視聴率13.0%、最高視聴率16.7%を記録した。
表面的には平穏を保っているが問題を抱えた家族が、不気味で何を考えているかわからない変人家庭教師(櫻井)によって翻弄され、自分自身と家族の現実を見つめ直して絆が生まれるまでを描いた家族再生の物語。
好きな理由には、「櫻井君の演技がとても迫力があった」「ストーリー的にもハラハラ、ドキドキ」という声と並んで、「世間の“櫻井翔”のイメージを打ち破る役柄だった」「今までに見たことのない、翔さんの悪役が、とてもはまり役だったから」と、櫻井のイメージと違う新しい役柄が、意外にも「すごくハマってた」という意見が多かった。
中には、「過激な台詞」「不思議で乱暴なところが格好いい」「どSだから」というコメントも散見され、一部ファンの間で“帝王・櫻井翔様”と呼ばれている櫻井のドSな魅力を再認識したファンもいたようだ。
好きなドラマ2位は、53票(約22%)を獲得した『謎解きはディナーのあとで』(2011年10〜12月、フジテレビ系)。人気作家・東川篤哉原作によるユーモアミステリーで共演は北川景子、椎名桔平ほか。平均視聴率は15.9%、最高視聴率18.1%を記録し、その後、スペシャルドラマも2回放送された人気ドラマだ。
櫻井の役柄は、財閥令嬢で刑事でもある北川景子演じるお嬢様を見守る執事。ということで、好きな理由にも「紳士な姿がかっこよかった」「執事が似合っていた」「知的な感じが役にあってた」「翔くんの持つ知性が良く現れているから」というコメントが多数。
一方で、「毒舌執事のキャラがぴったりだった」「毒舌が爽快だったから」と、紳士だけど毒舌という“ドS執事”のギャップにヤラれたという人が続出した様子。
好きなドラマ3位から5位は20票台を得た作品が並ぶ。
3位(29票)の『山田太郎ものがたり』(2007年7〜9月、TBS系)は、櫻井と二宮和也が連続ドラマでレギュラー共演する初めての作品だった。主な好きな理由は以下のとおり。
「嵐のグループから2人出演してて内容もほのぼのとしていて面白っかった」
「ニノとの相性がバツグン」
「悪戯が好きなお坊ちゃんのあのキャラが可愛くて好きです」
「とにかくかっこいい!品の良さが出てて最高!」
「頭が良くかっこいい、でも人間らしく成長していくとこ」
「痩せててかっこよかったから」
4位(27票)の『木更津キャッツアイ』(2002年1〜3月、TBS系)は、V6の岡田准一が主演で脚本は宮藤官九郎。映画にもなった人気ドラマだ。クドカンドラマだけに「ドラマの内容が面白かった」「笑って泣いてまた笑ってとにかく元気になる!!」という声が目立つ中で、当時の櫻井を懐かしむ次のような声が多かったのも印象的。
「初々しさがあったけど、逆にそれが良かった」
「今の落ち着いた翔くんではなくて若い翔くんがかっこ良かったから」
「木更津キャッツアイ自体が好き。櫻井君もこの頃の感じが1番好き」
「1番あの当時がかわいいし青春だから」
5位(20票)は『ザ・クイズショウ』(第2シーズン/2009年4〜6月、日本テレビ系)。櫻井にとっては『よい子の味方 〜新米保育士物語〜』以来、6年ぶりとなる連続ドラマの単独主演だった。関ジャニ∞の横山裕と共演。
「クイズを出題しながら回答者を追い込む感じが良かった」
「ものすごく深いストーリーで泣けるから」
「櫻井翔さんは、真面目なイメージが定着していて、最近では、少し堅い役が多いと感じていて、もちろん、真面目な翔さんも凄くいいんだけど、私は結構、ストイックでクールな翔さんも好きなのでこのドラマを選びました」
「黒櫻井と白櫻井のギャップ。同一人物とは思えない白櫻井のはかなさ、黒櫻井の狂気がたまらない」
■嫌いなドラマは『特上カバチ!!』など団子状態
15票=『特上カバチ!!』(2010年1〜3月、TBS系)。共演はW主演の堀北真希ほか。この共演がきっかけで2人の交際がスタートしたと言われる“問題作”だけに、ファンのコメントも他のドラマに比べると辛口。
「演出が寒かった」
「面白みがさらさらなかった」
「これでいいの?と思わせる設定。コメディなんだか社会派ドラマなんだかわからず、最後にいきなりキスで終わるという理解不能なドラマでした」
「堀北とのキスシーンが嫌だった、ストーリーに必要ナシ」
14票=『家族ゲーム』。好きなドラマの1位になったが、正反対の感想を持った理由としては「怖かった」「怖すぎた」という声がほとんど。
特に「イメージ崩れた」「こわい、本当の裏の顔な感じがする」「翔くんの持つ冷たさがよく出すぎていたから」というコメントを残した人たちにとっては、“ドS”っぷりは洒落にならなかったようだ。
13票=『ザ・クイズショウ』。これも好きなドラマの5位に入った作品だったが、「こわかった」「いつもの感じと違うから」「ちょっと気持ち悪かった」「全体的に暗く病的だった」「翔くんをちょっと嫌いになりかけた(笑)」と感じた人たちがいた。
13票=『熱血恋愛道』(第9話「case.9 牡羊座のAB型BOY」/1999年、日本テレビ系)は、嫌いというより「よく知らない」「あえて選ぶなら、見たことがないので」という理由がほとんど。
12票=『ヤンキー母校に帰る〜旅立ちの時 不良少年の夢』(2005年3月、TBS系)は単発ドラマ。嫌いな理由は明快で、「ヤンキー役は見たくなかったから」「不良役がやだ」「こういうドラマに出演してほしくない」という声が並んだ。
11票=『謎解きはディナーのあとで』。好きなドラマで2位だが、嫌いなドラマに選んだ人の理由は「話がつまらない。謎解きがありふれて簡単」「原作を知っているのでイメージが合わない」「彼が悪いわけでは無く、ストーリー自体にあまり魅力を感じなかったから」というもの。
11票=『ブラックボード〜時代と戦った教師たち〜』(TBS系)は2012年4月に3夜連続で放送されたスペシャルドラマ。櫻井は第1夜で主演。第二次世界大戦終戦直後の1947年を舞台に教師役を演じた。「戦争もので、悲しくなるから」という理由以外に、「髪型が好きじゃなかった」「あの髪型がちょっと無理かな」とドラマの設定上、必要だった“丸刈り”が不評だった。
※明日は二宮和也が出演する好きなドラマ・嫌いなドラマです。