2014年ブラジルW杯で得点王に輝き、一躍世界のスターの仲間入りを果たしたコロンビア代表ハメス・ロドリゲス。
クリクリの目、スーッと通った鼻すじ、キラキラの白い歯、サッパリとしたヘアスタイル、太い首、褐色の肌、そんな絵に描いたようなイケメンに心を奪われた女性も多いはず。
実は、彼のサッカー人生に、日本の人気アニメが大きく影響していたってご存知?
スポーツ雑誌『Sportiva』のウェブサイトの記事によれば、彼は母国の英雄ともいわれる大選手の名を挙げたうえで、こんなヒーローへのリスペクトも口にしている。
《バルデラマはコロンビアの10番だったから、もちろん子供の頃の憧れだったよ。でも実は、Atomに夢中になっていた。こんなプレイが実際にできたらすごく楽しいだろうな、ってね》
Atomとは、南米版のアニメ『キャプテン翼』の主人公のこと。つまり、“大空翼”ということになる。彼は日本のサッカー少年の多くがそうであるように、このヒーローのスーパープレーをまねたりしながら実力を磨いていった。いわば“コロンビアのキャプテン翼”。そんな彼のサクセスストーリーもアニメみたいに劇的だ。彼にはプロサッカー選手だった父親がいるのだが、
「3歳のころに家を出てしまい、母親に育てられたんです。叔父さんもサッカー選手で、かわいがってくれたそうですが、やはり父親とは違う。そこで、幼いハメス少年はサッカーアニメとサッカーボールを友達にして育ちました。ほかのおもちゃにはまったく興味がなく、サッカーボールばかりで遊んでいたそうです」(スポーツライター)
すぐに頭角を現し、7歳の時点で“神童”レベルだったとも。
本国でのプロデビューは、14歳のとき。その後、16歳でアルゼンチンに行き、19歳でポルトガルへ。原点はやはりあのアニメのようで、
「彼は自身のSNSサイトにも翼クンのイラストを投稿しています」(前出・スポーツライター)
しかし―。ちょっと残念な情報も。実はロドリン、22歳という若さなのに、もう結婚しているのだ。
「19歳のときに、友達の紹介で出会った1歳年下のダニエラという女性と結婚しました。愛妻家で、1歳になった娘のサロメちゃんのことも溺愛しています。右腕に“Salome”というタトゥーを入れていて、点を決めたときに右腕にキスをするのは、娘に得点を捧げているんだとか」(スポーツ紙記者B)
前述のSNSサイトには、夫人とのラブラブなツーショットも投稿されているから、「そんなの、見たくな~い」という人はご用心。
「奥さんはバレーボール選手で、コロンビア代表のキャプテンを務めたこともある実力派です。176センチという長身でスレンダー系の美人。また、彼女のお兄さんは同大会でコロンビア代表のゴールキーパーを務めるダビド・オスピナ選手なんです。お互いに一目惚れだそうで、ロドリゲス選手がヨーロッパ進出する際に、結婚することになったとか」(前出・スポーツ紙記者B)
結婚以来、夫の成績も年俸も上がりっぱなし。いわゆる“あげまん”かも。さらに、
「去年から通信教育でコロンビア国立大学のエンジニアコースを受講しているそうです。イケメンだし、お金持ちだし、インテリなんて最高ですよね」(ファンの女性)
前出・スポーツライターはその魅力について、
「彼が前に在籍していたチームの先輩選手が“ハメスの技術は非常に高いが、それだけではない。見る者を惹きつける美しさがある”とまで言っているんですが、まさにそのとおりだと思います」