「（結婚している知人は）幸せだと言うんですが、“我慢していることもあるでしょ？”と聞くと、みんな“ある”って言うんです。僕は我慢したくないですね」
と、答えたのだ。ひとりで暮らすメリットについても、
「2週間に1回、掃除の人に来ていただいて、やることを言ったら、やってもらえる。そっちのほうが、人生を長い目で見たらリスクがないんじゃないか、と友達と話し合ったことがある」
まるで結婚相手に求める大事なことが掃除であるかのような言い方で、上田は「掃除してくれるから結婚するわけじゃないでしょ？」と問い返していた。それでも、伊勢谷の答えは変わらない。
「料理してくれたり、掃除してくれるのを愛情だと受け取る人もいる。家に帰ってポンポンって服を脱ぎ散らかしたら、それを拾い集めて“もう本当に?”とか言ってもらえるのは、うらやましい」
そして、伊勢谷は結婚の現実味について、
「僕のまわりにいろいろな現実を抱える人が増えるじゃないですか。どんどん（結婚が）遠のくように思います」
とも述べた。休日に長澤とデートを楽しむ一方で、テレビに出演して結婚はなさそうだとにおわす。そこで、ふたりの事務所に問い合わせてみたが、長澤の事務所は「プライベートのことは本人に任せております」とのこと。伊勢谷の事務所からは回答はなかった。