「今年4月、桜井さんは信頼するスタッフを連れて所属事務所だった『烏龍舎』を独立。『エンジン』という新しい会社を立ち上げています。ただ、完全独立というかたちを取ってしまうと周囲の混乱を招く恐れもあるので、表向きは『烏龍舎』からの分社化ということにしました」（前出・芸能プロ関係者）
かつてサザンや小泉今日子の編曲などを行ってきた音楽プロデューサーの小林武史とミスチルの桜井和寿の関係が決裂した……。しかし、小林が進めている“農業ビジネス”とは、いったい何なのか……。
現在では、東京と大阪に合わせて5店舗を構える無農薬野菜を使用した飲食店『クルック』。そのうちの1つである、東京・外苑前にあるコンビニエンスストアとコラボした『food kurkku』に行ってみると、
「最近は店舗にもよくいらっしゃってますね。陳列してある野菜や食品を、季節によってこう変えたほうがいいんじゃないかといったような細かい指示も出されています。木更津の農場にも頻繁に行かれていると聞いていますよ」（店舗関係者）
東京から車で1時間半ほど。周囲を山で囲まれた緑豊かな場所にその農場はあった。
「ここにもよく来ているよ。とにかくこだわってやってるからね。卵に関しては専属のスタッフが3人もついてるし、鶏のエサだってすべて無農薬のものを使っている。ソーラーパネルにも4億円かかったって聞いてるよ。そうそう、宿泊施設やコンサートホールなんかも併設した複合施設を2016 年をメドに作ろうとしていて、今は土地を探している真っ最中みたいだけどね」（近所の住人）
『クルック』に事実関係を問い合わせてみると、
「『足音～』という楽曲にプロデュースとして関わっていないことは事実ですが、理由はあくまでクリエイティブ上のことです。また、『ap bank』は社会貢献事業であり、お金の透明性については細心の注意を払って運営しています。ゆえに赤字を補_するなどというようなことはまったくもってありません。大型複合施設の建設計画も特にありません」