「4月は息子が小学生になるタイミングだったし、彼女と僕は誕生日が同じ12月13日なんです。それにも縁を感じて、新しい始まりなので４月13日に籍を入れたんです。お腹の子のこともあるので、少し落ち着いたら、ハワイでの挙式も考えています」
そう話すのは、結婚相手のnao。’02 年に『明日への扉』が『あいのり』(フジ系)の主題歌に採用され、ミリオンセラーを出したI WiSHの元メンバーで音楽プロデューサー。
’07 年に歌手のasさんと結婚して男児をもうけるも’11 年には妻に先立たれていた。おかもとは、今年の8月にいきなり2児の母になるのだ。ふたりのなれそめとは？
「一昨年の4月に共通の知人であるミラクルひかるの誕生日パーティーで出会いました。まりがどんな活動をしているのか知らなかったけど、広末涼子ちゃんのものまねをしている彼女の歌を聴いてあげることになって、会うようになりました。歌は微妙(笑い)」
過激なグラビアにも挑戦しているおかもとについてどう思っているのだろうか？
「なかなかやっているな～って(笑い)。DVDとかは見たことがないけど、この間、写真集が置いてあったから見てみたんですよ。僕は“もっと、カメラマンさんとかの指示を聞きな”って推進派です!」
しかし私生活ではおかもとにプロデュースされているようだ。
「彼女はナチュラルフードコーディネーターの資格を持っているので、ヘルシーでバランスのいい料理を作ってくれます。キャラ弁も作ってくれて、息子が周りから人気者になっていました。ものまねメークの元祖ですし、細かいところを見ているんですよね」
休日には家族で仲睦まじく過ごしているという。
「息子と3人でよく買い物や映画館に行きます。あと、彼女は温泉ソムリエの資格も持っていて、日帰り温泉にも行きます。僕も温泉は好きで、今年だけでもう20か所くらい行きましたね。この前は軽井沢の温泉に行って、アウトレットでショッピングしたり、楽焼もしましたよ」
息子も、おかもととはすぐに打ち解けたのだろうか。
「昨年の息子の誕生日にまりを誘って、3人でディズニーランドに行ったのが初対面。どうなるか不安でしたが結構、なじんだんです。そのときはまだ付き合っていなかったけど、昨年の9月くらいから3人で一緒に暮らし始めました。前妻との死別っていうのは、僕の中では、1年くらいは引きずっていましたが、どんなに思っても、帰ってこないし。忘れるってことはないけど、ちょうど前を向き始めたって感じのころでした。息子は“どうして？”“僕はかわいそうだ”とかは言わないんですが、前妻のお墓参りにも行っているし、お母さんがいないって認識はあったんです」
結婚、子どもの誕生、喪主を4年間で経験したnaoは「ある意味で2周目の人生なんです」と冷静に語る。おかもとは初婚であるが、すでにこんなママの顔も。
「車で出かけるとき、初めは別々に座っていたんです。時間がたって、彼女のひざの上に息子がだっこされて座ったときがいちばんうれしかったですね。1月とかはつわりがひどかったし、彼女はロケとかバリバリ仕事があったので、プレッシャーや迷いもあったみたいですけど、ぼくもサポートしました。これから生まれてくる子もいるし、できる範囲で息子の面倒もみてくれています」