入隊を1か月あまり後に控えた東方神起のユンホが、チャンミンとともに6月13〜14日、ソウルオリンピック公園体操競技場で単独公演を開催した。
公演テーマ「時間旅行」に合わせ製作された腕時計型のLEDライトが来場者全員に配布。またライブビューイングで見ている日本人ファンに向けたコメントもするなど、演出、サービス共にファンは大満足のものとなった。
しかし称賛の声しかあがらない中、唯一、「残念」との声があがったのがチャンミンのソロ。
「昨年12月に行われた初演ではチャンミンがソロ曲で上半身ヌードになり、セクシーな筋肉を披露してくれたんです。今回は、シースルーのシャツに手をかけた途端、魚のかぶり物をしたシウミンらEXOメンバー3人が登場! チャンミンもオメガ3のボトルのかぶり物を装着し、コミックソングを熱唱するという意外な展開でした」(ファン)
EXOといえば、今、人気絶頂の後輩グループ。さらにシウミンはファンクラブに入会していた生粋の東方神起ファンとして知られるが……。
「EXOもいいけどチャンミンの上半身が見たかった」
と客席にはがっかりムードも。チャンミンが、
「脱ぐとなると、運動や食事制限が大変だから」
と説明するひと幕も。パフォーマンス中は、隙のない完璧な姿を見せたふたり。しかし、入隊前ラストの公演とあり感情を覗かせる場面も。
「早く次の曲に」と、進行を急かす” ドSキャラ”が定着していたチャンミンは、
「あと何曲か歌うと、みなさんと数年間会えなくなる。だから、次の曲に進めない」
と本音を吐露。また、普段はスキンシップが控えめな2人が、テレながらも指を絡ませ手を握る恋人つなぎを披露し、会場をどよめかせた。さらに、MCでユンホはチャンミンへのメッセージを。
「僕の人生で最も貴重で幸せなこのステージで、いちばん感謝している人はチャンミンです。たくさんケンカもしたし、ステージでつらい時もありました。でも、本当に大変な時、手を握り合えたから、乗り越えることができました」
とコメント。チャンミンもユンホへ、
「ぶつかり合うこともあったけれど、ユンホ兄さんが僕を引っ張ってくれたから、僕は東方神起としてここにいる」
と感謝の気持ちを述べ、2人の強い絆を感じさせた。また、支えてくれるファンへの感謝を常に述べてきた彼らだが、ユンホはこの日、
「ここにいるファンのみなさんは僕たちにとって奥さんのような存在です」
と格段の愛情を述べ、ファンを感動させる。公演終盤、目を潤ます場面もあったが、
「クールに別れて、また会える日まで健康で」(チャンミン)
と涙を見せず、合言葉の「We are T!」を決めて舞台を去った。
「ユンホは入隊後、21か月間の兵役に就き、再来年の’17 年4月に除隊するとみられています。チャンミンは入隊まで猶予がある年齢ですが、ライブでも“遅くならないうちに入隊する”と明言しており、年内入隊説が濃厚」(韓国芸能関係者)