『表参道高校合唱部!』(TBS系)でドラマ初主演を務めた芳根京子。同作では1000人以上の中からオーディションでヒロインに抜擢。10月17日公開の映画『先輩と彼女』でもヒロインを務めるなど、人気急上昇中。
そんな彼女が業界で“会いたくない若手女優No.1”と言われているという。
「『表参道高校合唱部!』もそうですが、ほとんどの仕事は彼女がオーディションで勝ち取ったもの。同世代の女優が集まるオーディションで、彼女の名前があると“あ、今回も彼女が合格で、うちの子はダメか”と若手女優の担当者が肩を落とすほど。そのため“オーディションで会いたくない女優NO.1”と言われています」(プロダクション関係者)
『表参道高校合唱部!』の高成麻畝子プロデューサーは『週刊女性』の取材で、芳根のことを人気漫画のヒロインの名前を引用してこう表現している。
《一見、普通の女の子。でも、お芝居を始めると、輝き、魅力が倍増して、人を惹きつける力を持っているんです。人気漫画『ガラスの仮面』の主人公・北島マヤのイメージですね》
アイドル・ドラマ評論家の北川昌弘氏も芳根の魅力をこう分析する。
「田舎から出てきたという設定の素朴感、合唱を愛しているというのが伝わる演技力、みんなに愛されるヒロイン像という点では、『表参道高校合唱部!』のヒロイン役は完璧でしたね。彼女なしではこの作品は成立しなかったと思うほど」
実際、取材で会った時の印象をこう振り返る。
「本人は東京出身なのですが、良い意味で都会や業界に染まっていないピュアさがある。取材でも変に構えもせず、真面目に受け答えをする姿が魅力的だと思いました。オーディションでよく受かるというのも、そういったピュアさと真面目さが理由かもしれませんね」(北川氏)
広瀬すずにつぐ、今年注目の女優の1人だと絶賛。
「『学校のカイダン』で主演した広瀬すずさんにつぎ、若手でゴールデン帯の主演を務めた芳根さんは、今年のドラマを語る上で外せない存在。今後、ドラマ業界を引っ張ってくれる存在になると期待しています」(北川氏)