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 酒井法子の執行猶予期間が終わったのが'12年の11月。それから3年、徐々に活動の幅を広げているようだ。

「11月にはミニアルバムを発売し、発売記念イベントも開かれました。中国や台湾から来ているファンもいて“マンモスうれピー”と喜んでいましたよ」(音楽ライター)

 一時はパチンコ店の営業で全国を回っていると伝えられたが、最近ではディナーショーに力を入れている。12月は16日の石川県を皮切りに全国6か所を回る忙しさだ。

「大阪のディナーショーは一流ホテルで行われ、プレミア席が3万5000円。普通席と合わせて230席が、ほぼ満席になっているそうですよ」(スポーツ紙記者)

 酒井が覚せい剤の所持・使用で逮捕されたのは、'09年8月のこと。当時の夫・高相祐一氏が覚せい剤を持っていたところを逮捕され、酒井も任意同行を求められたが拒否。行方をくらませたが、数日後に警察署に出頭した。

「'09年10月に始まった裁判では、起訴事実を認めて執行猶予付きの判決になりました。“夫と離婚して覚せい剤を断ち切りたい”“芸能界を引退する”と話したことも量刑に影響したかもしれません」(前出・スポーツ紙記者)

 ただ、執行猶予が明けると復帰会見を開き、すぐに時代劇の舞台に出演。芸能界との縁は切れなかった。

 12月某日の昼過ぎ、酒井が暮らす都内のマンションの前に1台の車が止まり、大きなトランクと荷物を抱えて降りてきたところで声をかけた。

――ディナーショーが好調のようですね。

「ありがとうございます」

 記者の目を見て、うれしそうに微笑みながら対応してくれた。しかし、元夫や息子のことを聞こうとすると、態度が一変。無言を貫いた。

「ディナーショーはたしかに好調ですが、テレビなどのメディアにはいまだに出られないのが現実です。今はイメージを回復させることが最優先なので、元夫について彼女の口からは話せませんよ。CM数本の打ち切りによる5億円といわれる違約金の損害賠償は、前の所属事務所が肩代わりしているといわれているので、のりピーは返済に必死なんです」(芸能プロ関係者)

 元夫の高相氏はラーメン店でアルバイトをしていた時期もあったが、長くは続かなかったらしい。最近では都内にある実家近くのスーパーで、彼の姿が目撃されていた。

「平日の昼間に自転車で買い物に来ていましたよ。相変わらず日に焼けた肌と、カジュアルな服装でした。おひとりでしたね」(近所に住む女性)