15年は広瀬すず、芳根京子が連続ドラマの主演に抜擢されるなど、若手女優の活躍が目立った。そこで、アイドル評論家の北川昌弘氏に16年ブレイクが期待される次世代女優を選んでもらった。
■高橋ひかる
2001年9月22日生まれ。オスカープロモーション所属。
第14回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを獲得。15年はco-op、代々木ゼミナール、チオビタドリンクのＣМに出演。
「親しみやすさがある美少女。現在もまだ滋賀県在住なので、仕事はまだ多くないですが、映画デビュー作『人生の約束』でも“こんな孫がいたらいいな”というキャラクターを演じて光っていました」
■岸井ゆきの
1992年2月11日生まれ。ユマニテ所属。
14年、リアルすぎて「心が痛む」という意見が相次ぎ、放送が中止になった東京ガスのCMに出演。就職氷河期の中、内定がもらえずに苦労する女子大生役の演技が話題になった。
「コント番組『SICKS』の演技が良かったですね。AV女優なのにバージンという無理ある設定も違和感なく演じていました。“ちょいブス”な可愛らしさがインパクト大。ヒロインを引き立たせる役として、今後引っ張りダコになると思います。秋クールでは一番気になる女優さんでしたね」
■相良樹
1995年3月4日生まれ。イトーカンパニー所属。
16年前期テレビ小説『とと姉ちゃん』で高畑充希演じる主人公の妹・小橋鞠子役が決定。
「少し前までグラビアもやっていたんですが、イメージDVDが露出が高い訳でもないのに、なぜかエロさがあって気になっていましたね。来年は朝ドラにも出演しますし、一気にブレイクする可能性も」
■武田玲奈
1997年7月27日生まれ。ヴィズミック所属。
15年はCM『神獄のヴァルハラゲート』、ドラマ『監獄学園-プリズンスクール-』では正統派ヒロイン・千代役を演じて話題に。16年ドラマ『傘をもたない蟻たちは』、映画『暗殺教室～卒業編～』に出演。
「ショートヘアーのスレンダー美女。ゲームのCMの存在感がとにかく良かった。ドラマでの透明感あるヒロイン役もハマっていましたね」
■平 祐奈
1998年11月12日生まれ。ピーチ所属。
15年は『案山子とラケット』で映画初主演、『JKは雪女』で連ドラ初主演。『カロリーメイト』、『大塚家具』のCMで活躍。｢JR SKISKI｣のCMでは、山本舞香との競演が話題。
「ビジュアルが人間離れした美しさ。姉の愛梨さん人気もあって、露出も増えてきていますよね。ドラマや映画などでハマり役に巡りあえれば、本格的にブレイクしそう。ダジャレ好きらしいので、バラエティーでも人気が出そうですね」