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 テレビ朝日系ドラマ『相棒』主演・水谷豊の新相棒として、日々撮影に臨んでいる反町隆史。

「昨年に好スタートを切った『シーズン14』ですが、徐々に視聴率は下がっています。元日SPで盛り返したかと思えば、1月13日放送の第11話は12.6%。もちろん最近のドラマとしては及第点ですが、『相棒』としては物足りないと言わざるをえない。2クール目に突入したばかりですが、新相棒も気が気ではないでしょう」(テレビ誌記者)

 安定した視聴率を見込める超人気作の大抜擢だっただけに、自分の出演シーズンを“失敗”に終わらせたくはないだろう。

「水谷さんからの信頼もいまだ厚いですし、反町さんの評判自体は悪くはないんですよね。ただ14シーズン目ともあって、どうしてもマンネリ感は否めない。脚本の質の低下も指摘されますが、いずれにせよ反町さんとしても正念場であることには違いない」(テレビ誌記者)

 そんな夫が奮闘中の一方で、1月9日、10日にNHKホールのステージに立っていた松嶋菜々子。この日、今年初の『NHK交響楽団』コンサートが開催され、気鋭の指揮者・山田和樹とともに『語り』として名前を連ねていたのが彼女だった。

「てっきり音声ナレーションかと思っていたのですが、まさかのご本人が出てきてビックリ。一気に華やかになったステージに場内もザワついていました。オーケストラに合わせたように、右肩を出したワンショルダーの白黒のロングドレス。髪はぴっちりとまとめたスタイルで気品にあふれていました」(女性客)

 彼女が語りを務めたのは、フランスの作曲家クロード・ドビュッシーのバレエ音楽『おもちゃ箱』。4場からなる演奏は約30分間、その間に松嶋の透き通る声で同曲のナレーションが入り続けたという。当然、演奏後にはオーケストラ、そして松嶋に大きな拍手が送られた。

「演目が終わって背筋をピンと伸ばしながらお辞儀した松嶋さんの、凛とした振る舞いはまるでプリマドンナのようでした。コンサート終了後には出待ちファンのサインにも応じていたそうです。それにしても松嶋さん、これまでバレエの印象はなかったんですが……」(女性客)

 たしかに似合うのは間違いないが、松嶋の経歴にバレエはなかったはず。では今回なぜ、わざわざバレエ音楽に立ち会ったのだろうか。

「実は松嶋さんの娘さんたちが、都内のバレエ教室に通っているんですよ。昨秋には発表会もあって、『相棒』の撮影合間を縫っての反町さんと夫婦そろって見に行ったそう。おかげでバレエ音楽にも詳しくなったのでしょう」(芸能プロ関係者)

 娘たちの習い事に熱心になっているうちに、自身もバレエに興味を持ちはじめたのかもしれない。

「娘さんたちはほかにも英語教室に通っていて、いずれもご夫婦で送迎をしているといいます。2人は基本的にどちらかがドラマ出演のときは、一方はフリーになるスタンス。いまは松嶋さんが率先して付き添っているのでしょうね。将来は娘たちに国際的なバレリーナを目指すように言っているのかも(笑い)」(芸能プロ関係者)