yokozawa0227

 昨年は「ラッスンゴレライ」の8.6秒バズーカーや「あったかいんだからぁ」のクマムシ、「安心してください、穿いてますよ」とにかく明るい安村に女性コンビ・おかずクラブらがブレイクしたお笑い業界。

 しかし、元キングオブコメディ高橋健一の逮捕にベッキーの不倫報道、SMAPの解散騒動など年末年始は芸能ニュースがてんこ盛りということもあり、’16年はまだブレイク芸人がでていない。

 そんな中、業界で“ブレイク候補”として注目を集めるのが女性芸人・横澤夏子。よしもとのお笑い養成所NSC東京校15期出身で、先にブレイクしたおかずクラブとは同期だ。

「デビュー当時からネタの完成度の高さから注目を集めていましたが、昨年末に放送された『ものまねグランプリ2015』で優勝したことで、オファーが増えています。事務所も絶賛売り出し中で、よしもと制作の番組に積極的にブッキングしています」(バラエティー番組スタッフ)

 しかし、おかずクラブのようなブレイクは難しいのではという声も。

「彼女には、おかずクラブの“これがお前らのやりかたか~!”みたいなわかりやすいフレーズがありません。ルックスも同様に、イジれるほどのデブだったりブスではない。だからブレイクには時間がかかると思います。でもモノマネだったり引き出しは多いので、椿鬼奴のように気づいたら売れているタイプだと思いますよ」(放送作家)

 また再ブレイク候補として名前が挙がったのは意外な人物。

「スピードワゴンの井戸田潤さんは、どのMCとも上手く絡めるので使いやすいと会議で名前がよく挙がる1人。少し前の勝俣州和さんタイプですね。相方の小沢一敬さんが“セカオザ”としてイジられキャラで再ブレイクしたのも大きい」(前出・バラエティー番組スタッフ)

 ロバートの秋山竜次も同様に再ブレイク候補だという。

「深夜帯にピンで使った場合ギャラは10万円程度なんですが、確実に笑いを取ってくれるので“撮れ高芸人”として業界では人気です。また事前アンケートの返信も早いし、丁寧に書いてくれるのもスタッフ受けする理由。今はテレビ業界も不況なので、ギャラが安くて確実に笑いを取ってくれる秋山さんは、オファーが増えると思いますよ」(前出の放送作家)