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 今やドラマに映画に引っ張りだこの注目若手俳優・野村周平。

「プライベートで外に出て、いろんな人に出会ったり見たりしてさまざまなものを吸収し、引き出しを作る。そして、役をいただいたら、その引き出しを開けて、感覚で演じていく。役者は経験が大事だと思っているので、外に出ていろんな世界を見たいですね」

 患者の命のために奮闘する病理医らの活躍を描いた『フラジャイル』(フジテレビ系・水曜夜10時)では、臨床検査技師の森井久志を演じている。

「現場ではみんなでワイワイ話をしています。あと、携帯に入っている昔の写真を見せ合いました。武井咲さんには赤ちゃんのころの写真を見せていただいたり、僕は母親との写真を見せたりして盛り上がりましたね」

 多忙な撮影が続く中、オフにはこんな過ごし方を。

「モトクロス用のバイクを買ったので、千葉や茨城のほうに行きました。あとは筋トレ。でもジムで筋トレは苦手なんですよ(笑い)。最初は面白いけど、すぐ飽きちゃって。僕、BMX(自転車)が趣味で、本気で乗るとすごく筋肉を使うので、楽しみながら筋トレしています」

 中国人とのクォーターで中国語も堪能な野村。今後の活躍の場は海外も視野に入れている。

「中国語を完璧にするためにも中華圏に旅行に行きたいです。香港とか上海の街並みが好きなんですよ。国民性だったりとかが街並みに出ていて、リアルな雰囲気の作品が撮れそうだと思うし。住むのは日本だけど、仕事は海外みたいなカッコいい生き方に憧れますね」

 そういう意味では、同じ事務所のディーン・フジオカは意識したりしますか?

「海外でどういう活動をされていたか詳しくは知らないんですが、語学も堪能ですし海外でも活躍する生き方は尊敬します。ただ、僕はディーンさんではないので(笑い)、僕は僕のやり方で頑張りたいです」

 もうすぐホワイトデーのため、こんな悩みも。

「『フラジャイル』チームのバレンタインのとき松井玲奈さんから手作りのお菓子をいただきました。武井さんからは超高級なチョコをいただいて。おふたりとも現場のみなさんに渡されていましたが……。お返しどうしようか悩みますよね。これから考えます(笑い)」

撮影/佐藤靖彦