0715_愛子さま
 後の民主党政権下の「女性宮家」創設の検討でも問題になったが、歴代の天皇は女性天皇も含めてすべて「男系」、つまり父親が天皇である皇族が引き継いでいる。

 従って、「女性天皇」や「女性宮家」が一般男性と結婚した場合、そのお子さまの父親は一般人となるので、「男系」ではない天皇が即位する可能性が出てくる。それは皇室の伝統や原則に反するとして、安倍晋三首相(59)も反対している。

「そこで、愛子さまを皇太子さまから秋篠宮さま、悠仁さまに継承される間の“つなぎ”として一代限りで即位していただくのです。『女性天皇』の即位となりますが、愛子さまの父親は皇太子さまで『男系』の女性天皇となるので、歴史上8人10代いた女性天皇と同じです。愛子天皇が結婚や出産をすることになれば退位していただき、秋篠宮さまなり悠仁さまに天皇の座を譲り『男系』の継承を守るのです。そうすれば、皇室の歴史や伝統に背くことはなく、『女系』天皇も生まれません。その後、愛子さまは宮家として皇室に残っていただき、引き続き皇室活動を支えていただければと思います」

 そのような“目標”ができれば、皇太子ご一家には“迷い”がなくなるのではないかという。

「現在の愛子さまは将来、ご自分が天皇となるのか、結婚して一般人となるのか、女性宮家として残るのかわからずに、宙ぶらりんの状況で非常にお気の毒だと思います。それが皇太子ご夫妻の教育方針にも表れて、ご一家の“閉塞感”の原因のひとつになっていると思います。そこで、愛子さまが天皇になり皇室に残ってもらう道を作れば、愛子さまはそれに向けて勉強に励むようになり、雅子さまも病気の克服に力が入るのではないでしょうか」

 “ご学友”のこんな提言に、陛下は今回、どんな感想を持たれるのか。そして、雅子さまと愛子さまは……。