1028_皇室
「保健体育の授業も愛子さまの登校に影響しているかもしれません」

 と言うのは学習院関係者。

「学習院は静岡県沼津での遠泳合宿が初等科からあるように水泳の授業に力を入れていて、女子中等科でも温水プールでの水泳の授業が1年中あります。普通の泳ぎ方だけではなく、古式泳法や水難訓練など授業内容は多岐にわたり、苦手な生徒はかなり苦労します。愛子さまは水泳がお得意ではないようなので苦手意識を持ち、数学と同じく、授業を敬遠しがちになっているのかもしれません。皇太子ご夫妻は、愛子さまを見守る教育方針のようなので、不規則な登校も仕方ないとされているのでしょう」(同・関係者)

 ただ、中学生になれば得意科目と不得意科目の差は、誰にでも出てくるもの。

「苦手な科目があるからといって、その授業に出づらいとか、学校に行きたくないということにはならないと思います。先生や生徒との相性がよくないと考えることが一般的だと思います」

 子どもの教育に詳しい東京成徳大学名誉教授の深谷昌志さんはそう説明する。初等科時代、運動会のリレーの選手に選ばれ続けていたが、5年生のときに落選すると、当日は風邪で休まれてしまった愛子さま。今年の運動会でもチームの敗退が決まっていた競技で、精彩のない動きをされていたが、あきらめが早いご性格なのかもしれない。

初等科を卒業する際の作文の中で、沼津の遠泳の過酷さを振り返り《私にあきらめないことの大切さを教えてくれ、大きな自信を与えてくれ》たと述べられているだけに、簡単にはくじけない気持ちで、貴重な中学校生活を過ごしていただければ─―。