ギャップ萌え、こなれ感……皇族女子の美意識をリード
今春、国際基督教大学(ICU)に入学された佳子さま。キャンパスライフを謳歌される姿が毎日のように報道されている。
「私は、幼少期から佳子さまの潜在能力の高さを感じていました」
と語るのは、中学生のころから皇室に注目し続けているという、コラムニストの辛酸なめ子さん。
「佳子さまは小学生のとき、フィギュアスケートをされていました。そのときから"この人は、今までの皇族の方とは違うな"という印象がありましたね。フィギュアのあの衣装で大勢の人の前で演技ができるということは、自分の見せ方を知っているはず。"私は見られてもいいですよ、大丈夫ですよ"という意思表示のようでした」
将来、メディアに追いかけられる日々を想像していたかのようだと、辛酸さん。
「フィギュアのあと、ダンスを習われたのも、"見られる訓練"を積むために必要だと感じられたのではないかと。高校生になると、太い眉毛をしっかりと整えられましたし、おやせにもなられましたよね。留学から帰ってこられたときはふっくらされていましたが、週刊誌などでご自分の写真を見て、"ヤバイ"と思われたのではないでしょうか」
自分の見せ方にこだわっているように思える佳子さま。週刊誌などに撮られた写真をチェックしたうえで、自分をさらに磨き上げているのかもしれない。プライベートも一般の大学生以上に充実していそうだが─。
「母親の紀子さまも国際交流に熱心でしたし、その積極性を受け継いでいらっしゃるのかもしれません」
よく佳子さまと一緒にいるところを目撃される同級生Oくんはロックバンドのボーカル。もしかしたら佳子さまがバンド活動に参加される日も近い!?
また最近は、佳子さまのファッションも話題に。
「公務のときの"イメージどおりの皇族"の服装と裏腹に、プライベートでは"こなれ感"や"抜け感"を醸しだすファッション。大きなギャップこそ、"佳子さま萌え"の源といえます。先日の"マッチョタンク"のお姿は圧巻でした」
マッチョタンクとは、腕まわりのカットが深く、肩甲骨が丸見えになるタンクトップのこと。日本の皇室のイメージからは遠く離れた露出度高めなお姿は、注目を集めた。
こうした佳子さまの美に対する探究心が、ほかの皇族の女性たちにも多大な影響を与えているという。
「佳子さまに憧れて愛子さまが髪型をマネされたり、眞子さまもメークが徐々に濃くなられたりしています。これは、佳子さまの美意識が皇室内に広まっている証拠です。紀子さまは昔も今もお美しいから、佳子さまもあと数十年は美意識を高く持たれ、かわいらしいままではないかと思っています。生粋のプリンセスとして、皇室女子の美しさを牽引してもらいたいですね」
今後、皇室のファッションリーダー的存在になっていくかもしれない。
辛酸なめ子さん ●漫画家、コラムニスト。著書『諸行無常のワイドショー』(ぶんか社)など。