オータムジャンボの売り出し真っ盛り。運やツキ、占いって、気になる人も多いだろう。そこで街の人の声を聞いてみた。
「朝の星座占いを見るのが楽しみ! やっぱり1位になると気分よく出勤できます。その程度の楽しみ方であれば、占いって毎日にメリハリをつけてくれる面白いコンテンツだと思う」(20代・女性)
「基本的に信じていませんが、初詣に行けばおみくじを引いてしまうし、動物占いが流行ったときは調べてしまった(笑い)。好き嫌いを超越した習慣的なものなのかなって思います」(30代・男性)
「いかにも怪しい人には占ってほしくないけど、名声のある人であれば占ってほしい! 占いに興味があるのではなくて、占い師の力量に興味があります」(40代・女性)
占いには、四柱推命や占星術など生年月日や血統など変えることのできないもの、手相や家相、風水などの形状を見て判断し整理することで開運を促すもの、タロットや易、おみくじといった道具に委ねるものがある。みんながハマるのは、種類が豊富なことも関係しているようだ。
「誰にも相談できないので、夜な夜な電話相談で元カレとどうすれば復縁できるか聞いてもらっています。いろいろ聞いてくれてうれしいのですが、先月の電話代が5万円を超えていて……でも、恋愛成就のための出費だと思えば安いですよね?」(30代・女性)
「霊視ができるという電話占いで、どうすればムカつく女上司が不幸になるか聞いています。先生によれば、そろそろ上司の運気が下がるころなので待ち遠しいです……うひひひひ」(40代・女性)
占いの種類だけでなく、相談者のニーズが多岐にわたっていることも占い人気を支えている要因。
「かつてはとても信用していたのですが、ある占い師の方にダマされて以降、まったく受け付けなくなりました。よくよく考えれば、占い師って資格があるわけでもなく、名乗ったもん勝ちの世界。当時、あまりに冷静さを欠いていた自分が腹立たしい」(60代・女性)
「飲食店を営んでいるのですが、新人採用などどうしても1人に絞れないときがある。そういうときは占いに委ねることもあります。無責任に映るかもしれませんが、考え抜いた先に占いに頼るので気持ちとしては晴れやかですね」(40代・男性)
「神頼み」という言葉があるくらいだから、占いに頼ってしまう人がいても不思議じゃない。
「インドや西洋にだって占いはあるわけで、人間って神秘的なものに惹かれるんだと思います。非科学的な余地が入り込むから面白いし、気になってしまう。まぁ、私は占いが当たるよりも、年末ジャンボが当たってほしいですけどね(笑い)。どこの売り場で買うのが吉なのか占ってほしいわ!」(50代・女性)