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 第2話の視聴率が17.8%を記録。初回の16.1%を上回る好調ぶりが話題のドラマ『下町ロケット』(TBS系)。社会的ブームとなった『半沢直樹』と同じ制作チームで、ロケ地も同じところを使っているだけに、主演の阿部寛のプレッシャーもかなりのようだ。

「原作者の池井戸潤さんの作品をたくさん読んだうえに、クランクイン1か月前くらいに撮影現場の工場に下見に来て、その工場の社長や取締役に熱心に話を聞いていましたよ」(テレビ局関係者)

 なかでも苦戦しているのが、父親としての演技だ。

「高校生という、年ごろの娘を持つ親の心情をどう表現したらいいのか、ということから緊張されているみたいです。娘役の土屋太鳳さんとは、撮影の合間、笑顔で話しているのに、本番になると声のトーンが変わっちゃったりしてNGを出したり。スタッフも“いつもの阿部さんじゃないなぁ”と首をかしげています」(芸能プロ関係者)

 そんな『下町ロケット』とかぶってしまったのが、深夜に新設された通称“チャレンジ枠”第1弾の『おかしの家』(TBS系)。

「下町の駄菓子屋さんが舞台ということで、同じTBS系の話題作『下町ロケット』とかぶってしまったんです。主役のオダギリジョーさんも雑誌のインタビューで“下町の人情愛をちゃんと描けたらいいと思う”と熱っぽく語ったんですが“記事にしてもらえなかった”と嘆いていました」(芸能プロ関係者)

 それでも、新婚の尾野真千子が私生活の話題で盛り上げたり、現場の雰囲気は上々。さらに引き締めているのが、久々の連ドラ出演となった84歳の大女優だ。

「八千草薫さんの立ち居振る舞いが、上品で美しいと評判です。毎日、発声練習をしてから現場に入る姿に、オダギリさんをはじめ共演者やスタッフの背筋も自然と伸びています」(制作スタッフ)