11月17日から21日までの予定で、米国・ニューヨークで開かれた国連の『水と衛生に関する諮問委員会』の最終会合などに出席された皇太子さま。東宮職関係者は、今回の動きについてこう語る。
「実は、今回の皇太子さまのニューヨーク訪問は、雅子さまと愛子さまのことに関連して、水面化でさまざまな問題がありました。10月下旬に皇太子さまが訪問予定であることが報じられると一部で、雅子さまも同行されるのではないかということが報じられました。
ちょうど10月30日から鹿児島県での『国民文化祭』に出席することが決まり、雅子さまのご体調が良好そうだったからです」(同・関係者)
皇太子妃雅子さまは、10月8日には、東日本大震災の復興状況視察のため福島県もご訪問。
ひと月に2回の地方公務は、12年ぶりの“ハードスケジュール”となったので、周囲もいつもとは違う雰囲気を感じたようだ。
「最終的に皇太子さま単独での訪米となりましたが、その正式発表が少々遅い日取りだったので、直前まで雅子さまのご同伴を検討していたのではないかという“感触”がありました。
ニューヨークは、かつて雅子さまが滞在されていたこともありますし、現地での日程も、雅子さまのご体調を考慮したようなゆるやかなものでした」(皇室ジャーナリスト)
さらには11月に入って、雅子さまが12年ぶりに秋の『園遊会』に出席されたことは、ニューヨーク訪問への“布石”ではないかと色めく関係者もいたという。
「長期療養が始まって12年の雅子さまに寄せられる批判のひとつとして、“公務を選り好みされている”というものがあります。
中には“海外訪問はするのに、なぜ国内の公務はされないのか”という厳しい声もあるので、福島・鹿児島訪問と園遊会出席は米国訪問への批判をかわすためだという見立てをする人もいました」(同・ジャーナリスト)
結局、雅子さまは愛子さまとご一緒に留守を預かることになったのだった。そして今回は、こんな心配事も。宮内庁関係者が打ち明ける。
「今回の皇太子さま不在の5日間で、愛子さまが生活のリズムを保てるのかという懸念がありました……。
昨年6月に、皇太子さまがスイスを訪問されたころから、愛子さまは生活のリズムが狂い、不規則登校が始まったようなので、今回も同じようなことにならなければ、と心配していました」