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 結婚後初、『ガリレオ』以来3年ぶりの福山雅治主演ということで話題を呼んでいるのが、月9ドラマ『ラヴソング』(フジ系)。

「撮影に入ったころはスタッフから“おめでとうございます!”と祝福の声をかけられていました。“いろいろ楽できるでしょ?”と聞かれて“まぁ~、ね”とテレくさそうに答えていましたよ。

 ただ、家にいるときは、仕事の話はいっさいしないそうですね。仕事に没頭すると奥さんの吹石(一恵)さんをひとりにさせちゃうので、鼻歌も歌わないほど気を遣っているそうです」(ドラマスタッフ)

 福山の熱のこもった取り組み方は、現場に伝わっている。

「カップラーメンを食べるシーンがあって、福山さんは“20年前はよく食べていたなぁ”と言っていました。でも、本当は演じる前にいろいろ試食していたみたいなんです。持参したカップラーメンが見たことのないパッケージで、食べたらびっくりするほどおいしい。長崎近辺でしか売っていないもので、わざわざ探してきたことがわかりました」(芸能プロ関係者)

 ホワイトデーには女性スタッフに限定モノの高級クッキーを手渡しでプレゼント。1箱5000円のものを30個ほど用意したそう。ヒロインの藤原さくら、共演の水野美紀や夏帆などの女優陣には、メッセージつきで控室に置かれていた。クッキーよりも喜ばれているのが、福山の生演奏。

「撮影の合間にドラマで使うギターを弾いてくれるので、みんな聴きほれています。童謡の『さくらさくら』を福山流にアレンジして歌ったことも」(前出・ドラマスタッフ)

 『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系)は、なんとも微妙なタイミング。クランクイン直前に、主演の中谷美紀が以前交際していた渡部篤郎の再婚報道があったのだ。

「中谷さんは渡部さんと結婚間近と言われた時期もあっただけに、困りました。共演者やスタッフたちは、もちろん話題にしませんけど、現場ではなんとなくやりづらい雰囲気がありましたね。それを吹き飛ばしたのが藤木直人さんです。とにかくノー天気でマイペースなタイプ。

 世間を騒がせているニュースやスキャンダルにまったく興味がないんです。ゴシップの話で盛り上がっているときに、急に盆栽の話を始めたり(笑)。でも、それが笑えるので、中谷さんも気楽に輪の中に入っていけたそうです。藤木さんのおかげで現場の雰囲気は明るくなっていましたよ」(スポーツ紙記者)

 藤木は中谷にスパルタ教育を施す毒舌恋愛スペシャリストという役柄。

「こういう人になりきれないなぁ。こんなこと言う人ってわからないよ」

 そうこぼすように、彼本来の性格はまったく正反対。

「でも、藤木さんのソフトな雰囲気で中谷さんとのやりとりがよけいコメディーっぽくなり、面白さが出ています」(前出・スポーツ紙記者)