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 女優・高島礼子の夫で、元俳優の高知東生こと大崎丈二容疑者が、24日午前、横浜市内のラブホテルで覚せい剤約4グラムと、乾燥大麻約2グラムを所持していたとして、一緒にいたクラブホステス・五十川敦子容疑者とともに現行犯逮捕された。

 パーキンソン病を患って寝たきり状態の高島の父親の介護のために、'15年に俳優を引退した高知。今年5月からは、横浜市内で2店舗目となるエステサロンも開業していた。近年は、献身夫のイメージが強かっただけに衝撃は大きい。

 高知容疑者をよく知る同エステサロン元従業員に話を聞くことができた。

「彼は“礼子にだけは迷惑をかけたくない”と、口グセのように言っていたのにどうして……。クスリに関しても、お店は男性のお客さんもいらっしゃるんですが、ちょっと怪しい人や腕に注射痕があるような人はNGにしていましたし社長本人がやっているようには全然見えませんでした」

 さらに、今回の事件を予感させる目撃談を入手した。それは高知容疑者が高島と住んでいる自宅近くでのこと。

「1か月前ですが、深夜2時過ぎに高知さんの車がガソリンを入れにウチに来たんです。助手席には高島さんではなく、30代くらいの美女が座っていました。女性の腰に手を回して、ずっとイチャイチャしていました」(ガソリンスタンド店員)

 何が彼を変えてしまったのだろうか?

「エステサロンの経営がうまくいかなくなっていたのかもしれませんね。それと高島さんのお父さまの介護が、そうとう重荷になっていたのは事実です」(元従業員)

 というのも、

「エレベーターつきの家を都内に新築したのに、お義父さんは横浜の家を出たくないと言って動かなかったので、高知さんは横浜まで介護しに行っていました。あるとき“しんどいよ。(お義父さんは)5分前にメシを食ってトイレに行ったのに、5分後にまたメシ、トイレって言うんだから”と、疲れ果てた顔で言っていました」(前出・元従業員)

 だからといって、薬物に手を出していい理由にはならない。元厚労省麻薬取締官の小林潔氏に、今回の高知の行動について聞いてみた。

――ホテルで女性と一緒にいるところを現行犯逮捕。この意味は?

「長い捜査経験から、歌手のASKAさんや元プロ野球選手の清原さんと同様で、セックスすることが目的といえます。覚せい剤は快楽を存分に味わうためにセックスの際に服用されることが多いです」

――緒に住んでいる妻の高島さんは、高知さんが薬物を使用していたことを知っていたという可能性は?

「覚せい剤はにおいもありませんが、大麻は部屋で使用すればにおいがします。目つきや顔色などで、薬物をやっているかどうかわかります」