東大卒の知的さと軽快な音楽調、甘いルックスで'90年代には“渋谷系の王子様”と評されるほどの人気を博した小沢健二。6年ぶりの全国ツアー『魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ』は好評のうちに幕を閉じた。
'09年に写真家のエリザベス・コールさんと結婚。新曲の歌詞も、息子への視線が感じられるなど、王子様からパパモードに変化している。コンサートでも以前とは違う演出が取り入れられた。
「子ども連れの客が多かったんです。それを見て、オザケンが“みんなで一緒に踊ろう”と提案。子どもでも踊れる簡単なダンスで盛り上がりました」(ファン)
ただ、関係者の間ではある“異変”が話題になっていた。なぜか奥さんが今回はステージに上がろうとしない。
「実は、奥さまは第2子を妊娠中なんです。今夏に出産予定ですが、コンサートの演出を担当していますから今回も同行はしています。もちろん、息子さんも一緒ですよ」(芸能プロ関係者)
ステージには登場しなかったが、会場の外ではエリザベスさんが目撃されている。
「東京公演が始まる4~5時間前に、奥さんが会場の近くを歩いていたんです。ひと目でわかるくらいにお腹がふくらんでいました。コンサート初日と千秋楽には、小沢さんのご両親もライブに参加されていましたよ」(前出・ファン)
両親も2度目のおめでたを知り、祝福しているのだろう。6月下旬、小沢の実家を訪ねて母親に話を聞いた。
――健二さんの奥さまが第2子を妊娠されたとお聞きしたのですが?
「あまりお話しできることはないんです。わざわざ来てくださったのに申し訳ないんですが……。2人目が生まれるのはそのとおりです。8月に生まれます」
――おめでとうございます。男の子か女の子か、どちらなんですか?
「それはちょっと言えないです……」
――最近、ご実家に健二さんはいらっしゃいましたか?
「コンサートの練習中に来ましたよ。来ましたけど、忙しいからあまり長居はできないみたいで。今回のコンサートには私も行きましたよ」