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 とどまるところを知らない芸能界の薬物汚染。次から次へと報道されるビッグネームには驚かされるばかりだ。かつて逮捕、収監されていたあの人たちは、いまいったいどうしているのだろうか?

◆酒井法子

「彼女の場合は高知以上に衝撃的でした。元人気アイドルということだけじゃなく、逃亡劇というオマケまでつきましたから」(スポーツ紙記者)

 酒井が覚せい剤取締法違反で逮捕されたのは、'09年8月のこと。'12年11月に執行猶予が解けると、芸能界復帰を目指し活動を再開した。

 しかし、彼女が不運なのは、活動が軌道に乗ろうとするたびに、ほかの芸能人の薬物事件が勃発、自分のことが取りざたされてしまうことだった。だが、今ではディナーショーを開催するまでになり、昨年は全国6か所の会場が満席になるほどの盛況ぶりだった。

「彼女が台湾や中国など、アジアに進出した時期に少年だったファンが大人になって、ディナーショーを見に来日しています。観客の半分が中国や台湾のファンだったというときもありました」(芸能プロ関係者)

 最近ではスマートフォン専用のオフィシャルファンクラブが開設され、またデビュー30周年を記念して、16年ぶりにコンサートを開く。のりピー復活は着々と進んでいる。

◆ASKA

 '14年5月に逮捕されたASKAは懲役3年、執行猶予4年の有罪判決が下された。

「釈放後は治療のために病院に入院したとか、自宅に戻っているなどの情報が出ましたが、はっきりしていません」(前出・芸能プロ関係者)

 そんな中、今年の1月9日にASKAと思われる人物が、突如ブログを発表し、事件の詳細など約9万字に及ぶ長文を書き記した。しかしすぐに削除され、その後、発信はない。

「最近は家の電気がついている様子もなく、本人もご家族の方も全然見かけません」(自宅周辺の住人)

 ASKAはいったいどこにいるのだろうか。マスコミはこぞって彼の行方を探っているが、ここにきて物騒な話が聞こえてきた。

「彼の自供で歌舞伎町にあった暴力団が1つ、警察につぶされました。そのため、彼を恨んでいる人たちが血眼になって探しているといいます。病院に入院中とも聞きましたが、治療よりも身を守るのが目的でしょう」(全国紙記者)

◆清原和博

 今年の2月に逮捕され、5月に懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決が下された清原。現在は都内のマンションに潜伏中だというが、目撃情報はまったくない。

「大阪の実家に隠れているという話もあります。また格闘技に誘われて、ある団体の合宿所で厳しいトレーニングをしながら依存を克服しているという話も出ています」(前出・スポーツ紙記者)

◆押尾学

 '09年、愛人のホステスと一緒に合成麻薬MDMAを使用。容体が急変した彼女を放置したため、保護責任者遺棄致死罪と麻薬取締法違反で逮捕された押尾は、懲役2年6か月の実刑判決を受けた。

「'14年末に仮釈放されたあと、芸能界には戻らないと思われていましたが、俳優ではなくアーティストとしての活動を再開しました。今年1月に自らがボーカルを務めるバンド『LIV』のライブがあり、ファン200人が詰めかけました」(芸能レポーター)

 さらに6月、『押尾学完全特集』という衝撃的な文字が、突如としてインターネット上に躍った。これはFXの指南書を販売する会社が、押尾にインタビューした動画をネットで限定公開したもの。そこには、

《押尾学が月に300万円を稼いでいるという噂は本当なのか》

《仕事、貯金、人脈、地位……事件ですべてを失った押尾学氏の驚くべき現在の生活》

 という気になるトピックが……。

「メルマガ会員になると彼のインタビュー動画を見ることができ、月に300万円を稼ぐ方法を知ることができるという触れ込みです。実際はFX関連の情報商材購入を勧誘されるといったもので、押尾さんはそこの広告塔なんでしょうね」(IT関係者)