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 大河ファンタジー『精霊の守り人』で主人公のバルサを演じている綾瀬はるか。

「20代のときは30歳になるのがイヤだったけど、なってみたら“こんなものか”って(笑い)。逆に楽しく思えてきました。

 でも、25歳くらいのときに一緒にやっていたスタッフさんたちが“はるかちゃん”ではなく“綾瀬さん”と、呼び方が変わってきたのがちょっと寂しいと思いますね」

 3年間にわたり放送される、アクション満載の大作で、彼女が出演オファーを受けたのは20代のとき。

「シーズン1(今年放送分)を撮影したとき、思ったよりハードアクションで、体力的に来年、再来年できるのかなと思ったのですが、そうも甘いことを言っていられませんね(笑い)。しばらくしたら、セカンドシーズン(来年放送分)の撮影に入りますので、また身体を鍛えて頑張ります」

 槍を振り回し、王子・チャグムの命を狙う刺客たちと激闘を繰り広げる女用心棒役で、今回は本格的なアクションシーンに挑戦している。役作りのため“肉体改造”に取り組んだという彼女。一体、どんなことをしたの?

「腹筋とか二の腕を鍛えるため、毎日腕立て伏せを200回、腹筋は30回を5セットとかしていました。あのときは筋肉の質が全然違う感じになって、馬の脚みたいでした。今はちょっとぷよぷよしていますけど(笑い)」

 小さいころはおてんばで、男の子と缶蹴りや鬼ごっこ、田んぼの中に入って遊んでいたりもしていたという彼女。部活動的なノリが好きなようで、7~8人のほぼ男性で結成されたアクションチームと過ごす時間が多かったという。

「お互い容赦なく、言いたいことを言いながらの汗臭い関係です(笑い)」

撮影/佐藤靖彦