前作のラブコメディー『キレイな男』で取材したとき、こう話してくれたチャン・グンソク。
「次は、シリアスな役柄がいいです。いままで、明るい作品が続いたので“チャン・グンソクには、こんな表情もあるんだ”という声が聞けるような作品が」
2年ぶりに挑戦するドラマで時代劇『テバク(原題)』(全24話予定)は、まさにこの言葉を実現したものに。
「王の血を引いて生まれますが、庶民として生活を送り、国の運命を守るために戦う、テギルを演じます。これまで挑戦したことのない役というところに大きな魅力を感じました。イケメンで中性的な姿ではなく、野性的な男らしさを持つ風雲児というところに」
チャン・グンソクが8年前に演じた時代劇『快刀ホン・ギルドン』のチャンフィのように、存在を消された王子・テギルは、養父の復讐のため、タチャ(いかさま師)となる。
「おそらく、時代劇としては初めて賭博を取り入れた作品。朝鮮という国の運命と王座を賭けて男たちが勝負に出る迫真に満ちたドラマです。
ヨ・ジングさんが演じる“王になれない王の息子・ヨニングン(のちの英祖)”と“生きていてはいけない王の息子・テギル”という対照的なキャラがどう対立していくのか楽しみです」
今作のキーワードのひとつである“賭け”。これまでに経験した大勝負とは?
「まさに、いま。長い間望んでいた役や作品に出会えたんです! (数え年の韓国では)30代に入って最初のドラマ。転換期になる作品だと思うし、そうなるよう努力しないといけない。だから、この作品で自分に勝負を仕掛けることになると思います。まだ、見せたことのない姿なので、少し怖くもありますが、そこが見どころかと」
イベントで語った「ヘビをいっぱい食べました」という驚きのシーン、引き締まった上半身を披露したり、グンちゃんらしく(?)直球で愛を告白する場面など、テギルを体当たりで演じている。“テバク(最高)”の飛躍を見せてくれる今作のプリンスに、さらに夢中になりそう♪
ドラマ『テバク(原題)』
CS(スカパー!/ケーブルテレビ)・KNTVにて5月15日に日本初放送がスタート。毎週土・日曜 20時45分~。再放送 毎週月・火曜 8時20分~。
『JANG KEUN SUK ENDLESS SUMMER 2016』7月東京・大阪で開催決定。