すらっと長い手足にキレイな顔の多和田秀弥。『手裏剣戦隊ニンニンジャー』でヒーローを演じ、ドラマ『不機嫌な果実』では不倫するチャラ男演じた。
「身長、まだ伸びています! 今は185cmくらいかな。もういいよって自分の身体に言い聞かせているんですけど、まだ成長が止まりません(笑)」
今度は初主演舞台『ソラオの世界』でノー天気男に変身する。
「ヒーローからの不倫男って、すごいふり幅に自分でも驚きました。こんなことしていいのか俺! って思いながらも、精いっぱい演じたつもりです。橋本マナミさんという“国民の愛人”と不倫できて、いい経験になりました(笑)」
芸能界入りのきっかけとなったのはスカウト。母と行ったEXILEのライブ会場で声をかけられ、15歳で親元を離れ大阪から上京してきた。
「とにかく毎日ダンスと演技の練習、さらには筋トレ。慣れない環境で耐えられなくなり辞めてしまったんです。でも、その挫折で初めて心から“悔しい”と思いました」
高校生活を送りながら、自分で書類を送ったオーディションで今の事務所に所属。毎晩泣きながらレッスンへ通っていたころと違い、今の笑顔はとても晴れ晴れと、堂々としている。
「初めての主演は、うれしいぶんだけプレッシャーもあります。自分らしく楽しみながら舞台に立てればいいなと思いますし、見てくださった人に“多和田秀弥いいじゃん”って思ってもらえるように頑張ります!」
舞台『ソラオの世界』
7月28~31日@Zeppブルーシアター六本木
撮影/佐藤靖彦