ポターが暮らしていたころと同じ景色に、感慨深げな様子 photo by liesel bockl

 世界中で根強い人気を持つピーターラビット。その作者のビアトリクス・ポターの生誕150周年を記念し、初の大規模展『ピーターラビット展』が開催。オフィシャルサポーターにはディーン・フジオカが就任した。

「英国は遠いですが、この展覧会に来てくれたら、ピーターラビットの世界と距離感が近づく素晴らしい機会になると思います」

 今回、ピーターラビットの世界観を肌で感じるべく、初めてイギリスの湖水地方に向かったディーン。牧場や農場を経営したポターの足跡を訪ね、趣味であるカメラで、その風景を次々と撮影した。

建物内には、ポターが愛用した品々も多数残されている photo by liesel bockl

「ピーターラビットのお話の場面をなぞって歩くと同時に、作者のポターさんの人生を学ぶことで、より深く物語を感じ取ることができました」

 そう旅を振り返った。

 展覧会には、ポターの貴重な自筆原画やスケッチ、愛用品など200点以上が出品され、音声ガイドをなんとディーンが担当している。

「音声ガイドは初めてですが、自分が感じた物語をお伝えしていきますので楽しみにしてください」

【観覧情報】
『ビアトリクス・ポターTM生誕150周年ピーターラビットTM展』
8月9日(火)~10月11日(火)
Bunkamura ザ・ミュージアム