解散騒動後、メンバー間の関係もギクシャクする展開になったSMAP。特に香取慎吾と木村拓哉のあいだにできてしまった溝は深い。
「香取は人一倍、Iさん(元SMAPマネージャー)を信頼していただけに、木村の"裏切り"で2人の間に深い溝ができてしまったことは確かでしょう。
ただ、木村も責任を感じたのか、当初はSMAP存続を懸命にアピールしていました。でも、次第に4人との温度差を痛感、周囲からの"雑音"を聞いているうちに彼自身もSMAPでの"やる気"をなくしてしまったように見えます」(ワイドショースタッフ)
こうして関係修復の希望は徐々に失われていった。香取が「自殺するかも」「ジャニーズを辞める」と話すほど精神面で不安定になっていたとも言われる。
「香取はメンバーの一員という自覚を持ち続けていますよ。彼のサインは"Shingo"と"SMAP"の"S"をもじったものなのですが、今もしっかり"SMAP"と書かれているんです。
"確執"が取りざたされますが、彼は木村からもらった財布を20年以上も修理を繰り返して大事に使ってきたんです」(テレビ局関係者)
まだ香取の中にSMAP、そして木村拓哉に対しての思いが残っているのだろうか。そんななか、SMAPが契約更新のある9月に解散するとも見られてきたが、ひとまず危機は脱しているようだ。
「デビュー日である9月9日からの1年契約で、毎年自動更新されます。契約変更を求める場合は、更新日の3か月前に申し立てる仕組みですが、6月9日までに誰も意思表明はしていないそう。つまりは、今年独立するメンバーはいないということになりますね」(ジャニーズ関係者)
当初、木村以外の4人は契約更新しないつもりだったという。それぞれ個人事務所を設立するのではないかとも言われていたが、最終的に契約更新という決断をとった。
「いちばん強硬に反対していたのは香取でしたが、中居が"あと1年我慢しよう"と説得したと聞きます。当面の解散はなくなったようですが、Xデーが先に延びただけかもしれません。
5人での歌手活動をせずに、個人での仕事を淡々とこなす彼らの姿を、ファンははたして見たいでしょうか」(芸能プロ関係者)