“オトナの土ドラ”として8月13日から放送されている『ノンママ白書』(フジテレビ系)。“アラフィフ、バツイチ、子どもなし”と三拍子そろった(?)ヒロインが、広告代理店のワーキングマザー支援プロジェクトで奮闘する社会派ドラマだ。同時に、アラフィフ女性たちの恋愛模様も盛り込まれている。

「鈴木保奈美さん、菊池桃子さん、渡辺真起子さんはクランクイン前から、3人の会話をリハーサルしていたそうです。そのためか、7月初めに撮影が始まると、すぐに気心の知れた友人同士の空気を出せていました」(制作現場スタッフ)

 メインを張る同世代の女優3人の息がピッタリということもあって、現場の雰囲気は非常に和気あいあいとしているようだ。

 そんななか、撮影が順調に進んだということなのか、8月某日、都内のレストランで早くもドラマの打ち上げが行われた。ユニークだったのはスタートから2時間がたったころ、『国際製菓専門学校』のお菓子作りセットが届いたことだ。

「さらに、ムービーカメラが1台入っていきました。終了間際だったので、メインイベントとしてお菓子作りが行われ、記念の映像に残したのかもしれません」(レストラン関係者)

スタッフやほかの共演者と会場に入る鈴木。劇中では広告代理店で働く女性を演じている

 さすがは“女性活躍”がテーマのドラマである。女子力が感じられる趣向というところか。

 やがて1次会がおひらきとなり、そうそうたる顔ぶれが店の外に並んだ。

 最後に出てきたのは主演の鈴木で「タクシーで帰りますか?」とスタッフに聞かれると「ううん、私、車で来てるから」。サラリと答え、自分の車に向かった。しかし、その数分後─。

「そそくさと戻ってきて、スタッフに“私の車どっちだっけ?”と尋ねていました。この店には表口と裏口があるんですが、どうやらどっちに止めたのかわからなくなってしまったようです」(前出・レストラン関係者)

 方向音痴ぶりにテレ笑いしながら、車に乗ってそのまま帰宅した。