ゲス不倫騒動で完全復帰に足踏みをするベッキーをよそに、お相手の『ゲスの極み乙女。』ボーカル・川谷絵音には離婚後も早々に次の恋が訪れていた。
8月下旬、行きつけのバーで仲間とともに宴会を終えて出てきた川谷と"miwa似"美女の様子は恋人そのものだった。そして、その数日後にもふたりは同じバーに現れた。この日は深夜3時過ぎに店から出てくると、今度は川谷が住んでいるタワーマンションにタクシーで向かった。
そこで、彼がタクシーから降りたところを直撃。初めは驚いたような顔をしていたが、覚悟を決めたのか女性を車内に残したまま、質問に答えてくれた。
─川谷さん、タクシーの中の女性は新しい恋人ですか?
「いや、そういう感じじゃないですけど……。友達ですね」
突然、声をかけたにもかかわらず、特に驚いた様子はない。
─ここは、川谷さんが住んでいるマンションですよね?
「あ、はい」
─普通は、ただの友達をこんな時間に家に入れないと思うのですが。お泊まりするってことですよね?
「そうですね……。はい」
重ねて追及すると、バツが悪そうに認めた。友達と言い張るのはさすがに苦しい状況だ。ありあまるロマンスは隠しようがない。
─本当に恋人ではないんですか?
「はい、実際リアルに……。彼女とそこまでは進んでいないです」
─では、これから恋人に発展していく可能性があるということですか?
「それは相手次第ですね」
“相手次第”ということは、少なからず川谷にはその気があるのだろう。タクシーの中で待つ女性にも声は届いているはずだが、表情は読み取れない。
─彼女は一般女性の方ですか?
「そうですね。だから写真は撮らないでいただきたいです。仕事関係の人でもありません。友達の友達で、紹介してもらったという感じですね」
戸惑いながらも、彼女について丁寧に答える川谷。必死に守ろうとするあたり、彼の中でも大事な存在になりつつあるのだろう。ときおり、笑みがこぼれる瞬間もあった。余裕さえ感じさせたが、ベッキーの話を持ちだすと途端に表情が硬くなった。
─ところで、ベッキーさんとは不倫騒動の後も、連絡をとっていますか?
「連絡はとってないですね。お互いの事務所のこともあり、暗黙の了解でとっていない状態です」
─今、ベッキーさんにはどんな思いがありますか?
「…………」
さまざまなことが頭をよぎったのだろうか。うつむくと、地面を見ながら黙りこんでしまった。数十秒の沈黙の後、顔を上げるとハッキリとした口調でこう話しだした。
「ベッキーさんには本当に申し訳ないことをしてしまったなと思っています。あと、これだけ世間を騒がせてしまったし、いろんな人にも迷惑をかけてしまったのでお詫びをしたいです」
ライブのMCで開き直ったような発言をしていたのとは別人のように、率直に謝罪の言葉を発した。
「わざわざすみません。ありがとうございます」
最後に川谷は礼儀正しく頭を下げた後、タクシーに残っていた女性に声をかけた。2人は連れ立ってマンションへ入っていく。ごまかしたり取りつくろったりすることはなかった。
所属事務所に交際について問い合わせたが、「プライベートなことなので、コメントは控えさせていただきます」とのことだった。