8月23日、強姦致傷容疑で逮捕された高畑裕太容疑者。そんな彼が起こした事件の余波が収まらない。なにせ、高畑裕太容疑者が売り出し中のタレントだっただけに、現場では混乱が広がっている。
「逮捕された際に撮影中だった映画『青の帰り道』は製作中止。おそらく撮影が再開されることはないでしょう。撮り終わっていた『何日君再来(仮)』と『L-エル-』もお蔵入りの可能性があります。共演者や製作スタッフは大迷惑ですよ」(映画ライター)
母の高畑淳子にも影響が及び、『花王』や『かどや製油』のCM降板が決定。裕太容疑者もCM出演の予定があったが、当然ながらお蔵入り。
「9月から、自動車メーカーであるダイハツの新しいCMに登場することになっていました。ストーリー仕立てのもので3話分作られており、その第1話に出演していました。逮捕される数日前に撮り終えていたそうですが、当然ボツですし、メーカーは賠償請求するでしょうね」(広告代理店関係者)
ダイハツ広報に問い合わせたところ、「今後放送する予定のCMに関しては、何もお答えすることができません」という返事だったが、裕太容疑者を起用していたことを否定する言葉はなかった。
各テレビ局も対応に追われている。9月7日スタートの『1周回って知らない話』(日テレ系)のレギュラー出演が決まっていた。
「'14年から特番として数回放送されて好評だったトーク番組です。中堅芸能人をゲストに招き、当たり前になりすぎて今さら聞けない話を本人から聞くというスタイル。裕太容疑者は“今どきの芸能人代表”に選ばれていました。
すでに数本収録していて撮り直しも考えましたが、彼は番組進行の中心となっているので、すべてカットするのは無理。顔にモザイクをかけるのか、はたまた編集をし直すのか、現場はてんやわんやだといいます」(芸能プロ関係者)