2日間で11万人を動員した『a-nation stadium fes.2016 powered by dTV』(8月27、28日)が、東京・味の素スタジアムで行われた。
今年で15周年を迎える『a-nation』は両日ともあいにくの雨模様だったが、出演アーティストのパワーに会場は大盛り上がり! 27日はBIGBANG、28日は浜崎あゆみがトリを務めた夏の祭典を誌上レポート♪
★BIGBANG
3年連続でヘッドライナーを務めたBIGBANGだったが、メンバーのV.Iがスケジュールの都合で参加できず4人でのステージ。1曲目の『BANG BANG BANG』から会場を沸かせ、MCでは「4人でも問題ないですよね~?(笑)」などと冗談で笑いを誘ったが、「来年のa-nationはV.Iを連れて5人でステージに立ちたいです」とメンバー同士の絆は健在。今年で韓国デビュー10周年を迎え、11月からは日本でのドームツアーを控えた彼ら。全12曲を披露して「10年間愛してくれてありがとうございます。これからもよろしくお願いします!」
★iKON
BIGBANGの後輩グループ・iKONは初めての出演に「a-nationのステージに立つことができて光栄です! 最後まで楽しんでください!」と、パワフルなパフォーマンスで会場を魅了。デビュー曲『MY TYPE』や、世界各国の配信チャートで1位を獲得した最新楽曲『#WYD』などで盛り上げた。9月10日の幕張メッセイベントホールを皮切りに、今年2回目のアリーナツアーを開催。
★DAIGO
大きな歓声の中登場したのは、煌びやかな蝶の羽を背負ったDAIGO。「今年、KK(北川景子)さんとKK(結婚)したんですけど、披露宴でサプライズした曲を歌いたいと思います」と、おなじみのDAI語でMCを。プロポーズソング『KSK』に続き、SMAPの『世界に一つだけの花』を木村拓哉や福山雅治のモノマネで歌うなど多彩な姿を見せた。
★TRF
15年連続の皆勤賞を誇るTRFは、大勢のダンサーを従えて登場。貫禄のパフォーマンスと、大ヒット曲『BOY MEETS GIRL』『EZ DO DANCE』でボルテージは最高潮に! DJ KOOが「15年間ありがとう!」と叫ぶと、大きな歓声に包まれた。ラストは『survival dAnce ~no no cry more~』で締めくくった
★テミン
7月にミニアルバム『さよならひとり』で日本デビューを飾った、SHINeeのテミン。ソロとしては初めての出演となり、「1人なのですごく緊張しています。素敵なアーティストさんたちのステージ、たくさん期待してください。僕も頑張ります」。丁寧な日本語で挨拶をしてパフォーマンスを始めると、次第に強くなる雨。濡れた髪をかきあげるテミンには黄色い歓声が。
★AAA
12回目の出演となるAAAは、「風邪ひくなよ~!」「まだまだいきましょう!」「雨が降る夏フェスも楽しいね!」と余裕を見せて観客を楽しませた。バラード曲『恋音と雨空』はこの日の空とピッタリで、7人の歌声がよりいっそうムードを盛り上げる。ラストの曲『ハリケーン・リリ、ボストン・マリ』ではメンバーも一緒にタオルを振り回し、会場を一体に!
★三浦大知
「雨の中、最高ですね! 恵みの雨に変えましょう!」と、キレッキレのダンスナンバーからコール&レスポンスを楽しむアップチューンまで、会場を存分に楽しませた三浦大知。雨脚が強まる中でもブレることのないパフォーマンスが際立っていた。10月2日から放送される『仮面ライダーエグゼイド』(テレビ朝日系)の主題歌を担当することが決定!
★浜崎あゆみ
「行くぜ東京!」。水色のセクシーな衣装に身を包んだ浜崎あゆみが登場すると、会場はピンクとブルーのライトでいっぱいに。大粒の雨の中、切ないバラード曲『HANABI』を力強く歌い上げるパフォーマンスを終えると、浴衣に着替えて会場を一周。「こんな天候の中、夏の締めくくりを一緒にしてくれてありがとうございました! 2016年、a-nationラストの曲です」と、『July 1st』を歌い上げて盛大な花火とともに2日間の大トリを飾った。