棋士の羽生善治氏の妻で元アイドルの羽生(畠田)理恵さんが、9月4日から始めたツイッターにハマる人たちが急増しているという。1日に何度も更新されるツイートには、これでもか、これでもか、というほどアヒルがあふれているのだ。
彼女はどうしてこんなツイッターを始めたのか?
本人に話を聞こうと、9月7日、自宅へ帰ってきた理恵さんを直撃すると、
「私、とても忙しいんです」
と言いながらも、奇妙なツイッターを始めたことについて、きっぱりと、
「アヒルのためです!」
いったいどういうことかと後日、さらに詳しく話を聞いてみると、
「子育てが終わったら、アヒルを飼育したいと思っているんです。ただ、飼育指南書から得ることができないので実際にアヒルを育てていらっしゃる方々のリアルな飼育情報に触れたくて始めました」
そのためツイッターのタイトルも、『羽生理恵@あひる情報収集専用アカウント』となっている。
ちなみに、“子育てが終わる時期”は本人によると、現在高校生の次女が大学生となり、学生生活が軌道に乗ったらということ。
もう少し先になると思われるが、それでも彼女の呼びかけに応じたアヒル飼育経験者やアヒル好きの“アヒラー”たちからは、連日、動画や画像を含んだ投稿が相次ぎ、さらに彼女がそれをリツイートするため、ツイッターは“アヒル祭り”の様相を呈している。まだ始まって1週間あまりだが、フォロワーは2万を超すほどの人気ぶりだ。
妻のツイッターが大人気となっていることに夫の善治氏は何と言っているのだろうか。
「特に何も言ってません。楽しんでやりなさいと。もともとアヒルのために始めたのですが(フォロワーは)将棋のファンの方々も多く、メディアでは見られない主人の一面も知りたいという熱心な要望もありますので、主人のこぼれ話的なものも少しですがお届けしています」(理恵さん)
冒頭のように、羽生善治ファンの多くもフォロワーになっているようだ。
「ときどき善治さんの情報も入れてくれて。今まで彼のプライベートなことはなかなか知ることができなかったので、ファンにとってはありがたいです」(前出・フォロワー)
これも内助の功というのか、将棋ファンへのサービスも忘れていない。
現在、彼女は芸能界の仕事はいっさいしておらず、
「まだ子育てに専念中です。主人の着物などの手配や健康管理で手いっぱいです」
と言うが、アイドル時代の愛らしさは健在だった。