映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(9月17日全国ロードショー)で、7メートルの巨人・BFGを演じるマーク・ライランスと、ヒロインの少女・ソフィーの日本語吹き替えに挑戦した本田望結。
マーク「僕らが、友情を結ぶためになにをするべきか? ふたりともスケートが好きなんです。望結ちゃんに、(フィギュアで)華麗に舞う方法を教えてもらいたい」
望結「マークさん、アイスホッケーをやられていたそうなんです」
初対面の挨拶をして数分で“スケート好き”という共通点を見つけられたという、マークと望結ちゃん。
望結「今回、初めて声優さんをやらせていただきました。オーディションだったんですが、絶対にこの作品に出演したいと思って。だから、ソフィーちゃんを崩さないように、本田望結というのを全部消してなりきりました」
マーク「この作品は、特に女の子の持つ勇敢さとイマジネーションを称える作品になっていると思います。孤独を感じていたり、寂しいと思っている方が、新しい居場所を見つけ、そこで幸せをつかむ物語なんです」
それぞれに孤独を抱えるBFGとソフィーが心を通い合わせていくことで、ついにはイギリス最大の危機を救う感動ファンタジー作。『ブリッジ・オブ・スパイ』の名演で、アカデミー賞助演男優賞を獲得したマークの最新作としても話題になっている。
マークから望結ちゃんへアドバイス
表現者として大先輩のマークから望結ちゃんへのアドバイスをもらうと、
マーク「何度も何度も練習を重ねて頑張ること。そして、真実に迫ること。ロンドンのグローブ座で(俳優、芸術監督として)ずっと仕事を続けてきて、何百人もの役者さんとお仕事をしてきました。
そして、最終的には、この3つの単語“you are enough”に集約されることに気づきました。さっき、望結ちゃんに会ったばかりですが、研鑽を積んでいるのがわかる。だから、“そのままで十分”」
望結「今日、お会いできて、すごく幸せです。いまも夢みたい」
未来のアカデミー女優候補に素敵なプレゼントをくれたマークに、オスカーをもらう前と後で変わったことを聞くと、
マーク「より多くの人に顔が知られたと思います(笑)。東京もそうですが、(先にプライベートで訪れていた)京都でも声をかけていただいたり、サインを求められたりしました」
望結「私、京都に住んでいるので、今度ぜひ金閣寺に連れて行ってあげたいです! すごくキレイなので、ぜひ見ていただいて、一緒に写真を撮りたいです!!」
マーク「ありがとう(笑)。ぜひ、お願いします」